Kohjima Makoto

國府島 誠

A&L Project株式会社 代表取締役社長 https://alonzo.jp/

略歴

幼少期よりスポーツと音楽に触れて育ち、高校1年生までアイスホッケー、高校2年生からは某有名ロックバンドに弟子入りしプロとしてベースを弾く毎日。
高校卒業後、ベース1本を持って単身渡加、カナダ、アメリカを拠点に音楽活動を行い、様々な国と文化に触れる。25歳で夢とビザに破れ帰国。帰国後は音楽をきっぱり捨てて広告代理店に入社、イベント番組制作を経験し、30歳でフリーランスへ。売上的にもお客さん的にも法人化してくれとのお声をいただき、2018年に法人化。
現在は、イベント・デザイン・配信以外にも第一次産業などにも興味を示している。

現在の仕事についた経緯

日本へ帰国後、音楽以外の仕事をしようと思っていました。そんな時、雇ってくれた会社が広告代理店で、特にイベントや宣伝関連の制作などをおこなっている会社でした。そのため、たまたま入れたのがこの業界でした。
特にやりたい仕事ではなかったのですが、目の前にある仕事を真面目にやっていたらいつの間にか独立していました。

仕事へのこだわり

「やりたい事をやるのではなく、やれる事を極める」です。
どんな仕事でも各々がやれる事をきちんとやる。これだけで仕事が成功する可能性がぐっと高くなります。
私が思うプロとは「自分たちができる事をきちんと行う」ということです。これ以上の条件はないと思っています。プロだからこそ、きちっと自分のできる事をやる。できる事をやった後に、プラス何か別のことに挑戦する。これが次の仕事への進化だと思っています。

若者へのメッセージ

好きな事、向いている事、挑戦したい事、なんでもいいので「自分で考えてから行動」してください。考えるのは無料です。偉い先生の講義や誰かのアドバイスも必要ありません。まず自分で考えて、そして行動に移す、それでダメなら誰かを頼ってください。

私は高校卒業後にベース1本を持って誰も知り合いの居ない国に一人で飛びました。とても無鉄砲な行動に見えますが、私なりに考えて行動していたので、到着した日からオーディション雑誌をかき集め、片っ端から電話をかけまくり、結果的に小さなオーディションに合格してそこからベースで世界を回る仕事が始まりました。
しかしこの夢は破れ、のこのこと日本に帰国して今は全く別の仕事(現在の仕事)をしています。

自分で考えて行動できるようにしておくと、たとえその時に夢破れてダメだったとしても、きっと別の何かを見つけて、それがいつか成功と言われるようなものに繋がっていくと思います。