Koida Hiroki

古井田 宏輝

株式会社GearChange 代表取締役社長 https://www.gearchange.co.jp/

略歴

京都市伏見区で生まれ育ち、小中高と野球をし、鳥羽高校で甲子園にも出場。大学は龍谷大学へ進学。大学3回時(2018年4月)に営業インターンを開始し、半年後(2019年1月)に株式会社KASSOROを共同で創業する。また、2019年3月にはSoftBank代理店コンテストで組織・個人2位のタイトルを獲得。これらの経験を経て、2019年10月に独立し、株式会社GearChangeを創業(このタイミングで大学を中退)。
2021年6月には著書「折れない翼のそだて方」(サンクチュアリ出版社)を出版。現在は学生のキャリア支援や住宅のリフォームやメンテナンス事業など多方面で活躍中。

現在の仕事についた経緯

大学3回時に出会った「営業」が私の人生のターニングポイントでした。自分の力で誰かの役に立てる、成長することで目の前の人に価値提供できる。価値提供した対価として感謝(やりがい)や報酬(お金)をいただく仕事の面白さを知りました。
人生の目標=幸せに生きるという大枠の中で幸福度を上げる1つの手段である仕事。現在のコロナ禍で、将来に希望や想いを持って働いてる人が6割しかいない世の中は問題であると感じています。
「想いを持つことがやりがいに。責任を持つことが成長に。」という自身の考えがこの社会問題に対しての有効打になると考え、やりがいを持って働くことにより幸福度を上げることができると考えています。その経験をしてほしい。本気で自身に向き合ってほしい。という思いから関わる人のキャリア・人生を加速させることをミッションに、現在の仕事に至っています。

仕事へのこだわり

私の仕事へのこだわりとしては2点です。
「素直さ」「アウトプットの習慣」この2点になります。

まず、「素直さ」。何事に対してもまず素直に受け止める・受け入れること。お客さんの意見や上司・部下からの指摘・意見、全てをまず一旦自分のためになると思い、取り入れて、そこから情報を取捨選択していく。この素直な物事に対する捉え方が自身の成長や仕事での成果に直結すると考えています。
簡単に聞こえますが、年をとったり、役職・立場が上がってくると変なプライドや自分のエゴでなかなか素直に受け入れられないことが多いかと思います。そこをあえて受け入れることで余裕を見せられたり、自身にとってプラスの方向に向かっていったりすると確信しております。

次に「アウトプットの習慣」。インプットして情報を取り入れたり、しっかりメモをとったりする方も多いと思いますが、それだけでは成果には結びつかないと考えています。
能力開発の五段階(知る<わかる<やる<できる<教える)という言葉があるように、能力において教える・共有する、つまりアウトプットすることが一番難しいことであり、これができていると能力があがり、成果が出るようになります。
そのため、物事を知ってるだけ、自分でやったことがあるだけ、ではなく誰かに対して教えることができる、アウトプットできるような習慣を作ることが、私の仕事をする上でのこだわりになりますし、社内でも教育しております。

若者へのメッセージ

若者へのメッセージとして2つ伝えたいです。

1つ目は「挑戦」です。やはり、挑戦しないと結果が得られません。結果がないと思考ができません。思考ができないと行動できません。このようにどんどん何もできなくなるような習慣になってしまいます。
まず何事にも挑戦して、そこから学びや気づきを得て、次の行動に移していく。これをビジネスに転換すると、挑戦した結果は成功か失敗の2択です。そこから失敗の要因を考え、要因を改善するための解決策を練り、実際の行動に移していく。これがビジネスの基本だと考えています。常にみなさんには「挑戦」をしてほしいと思っています。

2つ目は「想い/目的」です。人は想いや願望、また目的に突き動かされていますし、想いがある人に魅力を感じたり、応援したくなるものだと考えています。
やはり、成功する人・人気者・経営者に共通するものとして、「この人についていきたい。この人の力になりたい。この人みたいになりたい。」と思わせるものがあると考えていて、それの根幹にあるものが想い/目的だと私は確信しています。
これに関してはなかなか簡単に得れるものではないですが、何か物事に対して本気で向き合って・挑戦して・挫折を経験して得られる経験から気づけたりするものなので、是非みなさんには挑戦して、自身の想いを見つけてほしいです。