Komata Yukinari

小又 幸成

株式会社マツシマコーポレーション 代表取締役 https://matsushima-corp.com/

現在の仕事についた経緯

30歳から、企業様が新規で介護事業を立ち上げる際のサポートを専門に行ってきました。
いわば介護事業への参入をお考えの企業に私が出向し、事業の立ち上げと軌道に乗るまでを請け負うといった形です。
約16年前に「松島紙店」という老舗企業へ出向したのも、同社の介護事業部の立て直しを図るためでした。そこで約3年間の活動を通じて、売り上げを1億円まで伸ばしたことから、正式な社員として迎え入れられることとなったのですが、私自身、いつかは0から介護施設を立ち上げてみたいという思いもあったため、先代社長に介護事業部を分社化してはどうかと提案し、「松島」の名を残す形で、介護事業を専門に行うマツシマコーポレーションの設立に至った次第です。
設立当初は、まず会社としての土台を整えるべく、営業部門から力を入れていきました。
個人向けにベッドや車椅子といった福祉用具をレンタルしたり、病院や介護施設に医療機器や紙オムツ、グローブといった消耗品を販売したりと、徐々に売上を積み上げていったのです。
その後、ケアマネジャーとの打ち合わせを通じて、少しずつ我が社独自の介護施設を立ち上げていき、現在に至っています。

仕事へのこだわり

お客様から取引先様、社員達まで、さまざまな人達との出会いを大切にし、常に感謝の気持ちを持って人に接することです。
事業面において最も注力しているのは、やはり入居施設です。
入居施設は、入居者様の終の棲家として、日頃から快適に生活ができるか、そして最後の瞬間を穏やかに迎えられるかという点において最大の配慮を払わなくてはならず、非常に責任の重い事業でもあります。
弊社ならではの取り組みとしては、なるべく入居者様のご要望にお応えするという意味で、お酒を飲まれたい方には許可を出したり、また、最期の時間を大切な人と過ごせるよう、ご家族の泊まり込みをOKしたりなど、他施設ではなかなか許されないことも柔軟に対応し、なるべくご自宅に近い環境を実現できるように努めています。
その結果、ご本人やご家族から「ここで最後を迎えたい」というご要望を頂いたり、「ここに入れてよかった」という感謝のお声を頂くことも多く、大変励みになっています。

今後の目標

今後とも風通しの良い組織体制や、働きやすい労働環境、公正明大な人事評価制度など、組織として大切なものをしっかりと構築しながら、社員に「ここで働いてよかった」と思ってもらえるように努めていきます。
また来期を目標に、利用者様の心拍や脈拍がすべてチェックできるモニターを各居室に設置し、一元管理できるような設備導入を進めています。
入居施設では、何の前兆もなく心肺停止で亡くなってしまうケースもあるため、設備導入によってそのような事例を少しでも減らし、ひいては介護職員の負担軽減にも繋げていけたらと考えています。

若者へのメッセージ

私が皆さんの世代に対してよく感じることは、目標や目的をなかなか持てない方が多いということです。よって、就職先についても漠然と探してしまっている方が多いのではないでしょうか。
しかし私はやはり「何のために働きたいのか」という目標や目的を持ち、その軸に沿った仕事に就いてほしいなと思います。
目標や目的があればそこに信念が生まれますし、信念があれば計画が、計画があれば実行が、そして実行があることで、初めて成果が出るのです。
そう考えると、すべての成果の原点が、目標や目的であることがわかると思います。
まずは目的・目標を大切にし、全力を尽くすように心掛けてみてください。
中途半端ではなく、一生懸命に取り組んでさえいれば、必ず周囲が評価してくれますし、困ったときには手を差し伸べてくれるはずです。