Kuroyama Motoko

黒山元子

株式会社L.F.C / ラインファンタジーカンパニー 美容家 / 代表取締役 https://linefantasy.site/

略歴

高校卒業後、大手化粧品メーカーに勤め、エステサロン ラインファンタジーをオープンする。CIDESCO国際エステ資格や、日本エステティック協会認定講師、美容師国家資格などを取得。時代を先読みして、まつげサロン、整体、ジム、歯のホワイトニング、岩盤浴など色々な事業を始めるも、12店舗出店して10店舗閉めることとなる。
その後、美容業をする人の応援に切り替え、美容スクールや卸業に力を入れる。父親の大腸癌による早い死から腸内環境に着目し、乳酸菌代謝物入りの自社ブランド、その他テラヘルツのローション、プラセンタサプリなどを自社で開発。
娘の難病から自然栽培事業を応援し、インターナショナルスーパーフード協会インストラクターを取得。PHP出版の「老けない人のすっごい食べ方」を監修、増版される。
ハーブリプロインストラクターとして全国に拡げて行く中、非加熱プロテオグリカンに出逢い、プログリッチシリーズが誕生。2022年にはアメリカと日本のコラボ企画のビューティアワードにノミネートされる。
現在はイスラエルから日本に上陸した最高峰クリスティーナをいち早く捉え、公式インストラクターとなり全国で活躍中。

現在の仕事についた経緯

幼少期、家が裕福でなく両親がお金で喧嘩をしていた事から、「大人になって男の人にお金を頼らず自分で稼ぎたい」と18歳で一人暮らしを始め、それと同時に美容の仕事に就きました。そこでお店を持ちたいと思い、朝は新聞配達、昼は美容業、夜も働きお金を貯めました。1000万円まで貯める直前に泥棒に取られたので、技術しか残らずエステサロンになったのがひとつの理由です。
肌の悩みがある時、友達や情報に振り回されてあちこちの化粧品を使っても綺麗にならず、お金ばかり使っていて悪循環でした。私以外にもそんな人が多いと思います。
そこで肌の勉強をして、エステと正しい化粧品の選び方を習得し肌の悩みを克服したので、出逢った人を一番の近道で綺麗にしてあげたいと思ったことも理由のひとつです。

仕事へのこだわり

『人を綺麗にする事』と『綺麗を仕事にしたい人を応援する事』を使命とし、沢山の雇用をしてラインファンタジーを未来に残そうと決め、美容家として37年、サロン経営30周年となります。
今に満足するのでなく、常に時代の先を読んでこれから流行ると思うものを取り入れてきました。
12店舗出店し10店舗閉めた経験から、1人で育成したり組織を作ったりするには限界を感じ、自分の店を沢山作ることより自分の得た技術や思考を伝えていこうと考えました。
美容を仕事にする人の応援をすると決め、今は未来に繋げることにこだわっています。コンプレックスだらけの自分が、肌を美しくすることで自信がつき、沢山の人と接することで成長し、経営することでメンタルが鍛えられました。そして気づいたらその経験が全て財産になりました。
美は日々進化します。外面と内面と精神面のトライアングル美容を追求して仕事をしています。

若者へのメッセージ

コンプレックスだらけの私も色んな方に助けてもらって今があります。好きな仕事の「美容」を追求して自信がつき、沢山の人と接して成長し、経営をしてメンタルが強くなりました。これは全て私の財産です。
日本の未来のためとか大きな事は言えませんが、目の前の人を大切にして応援し、人と人を繋げていくだけでも明るい未来に繋がるのではないでしょうか?
今からは時代も変わり、見えないもの、形ないものも重視されていきます。創造力や柔軟性が大切で、縛られない価値観を持って個性が活かされる時代だと思います。本当に生きてるだけで丸儲けです。
嫌に見える出来事も乗り越えたらその経験は財産です。起こる事は全て必然で良い事だと思うので、人生を楽しむと決めて幸せな毎日を過ごしてください。