最初は保険代理店としてスタートしました。
当時は保険会社の方向性を少し変えていこうと思い、社員数名と離脱してもっと自由な風土を求めて代理店を始めました。
また、ずっと若い頃からバンドと仕事を両立させておりました。バンドではドラムを担当していたのですが、活動しているうちに若いバンドから相談を受ける様になりました。バンドをやっている人たちは、先に進めるにはどうしたらいいかわからない、一歩が踏み出せない、踏み出したいけどどういうふうに踏み出せばいいんだろう、という方が当時は多かったのです。
そこで私はライブハウスや様々なプロダクションに企画を持ち込むようになりました。それと並行しながら機械の設計とセールスエンジニアを継続していました。
ある機関誌に私の名前が出て、それを見た保険会社の方からスカウトが来ました。入社には迷いましたが、異なった世界での経験もよいかなと入社を決意しました。
そこで経験を積んで、平成20年に弊社を設立しました。
現在の仕事についた経緯
仕事へのこだわり
人は活かしたいなと思います。一番自分と対峙する人の可能性というのを見極めてあげたいですね。それは従業員、顧客も一緒です。常に自分自身は楔でいようかなと思っています。
例えばお話をして、その中でその人に一つだけ印象を残せたらマルじゃないですか。その時は関わりがなくても、いつか思い出してくれて、また関わるかもしれません。そういったことをいつも考えています。
今後の目標
一歩一歩、ずっと着実に歩いて来ていますが、この会社はどう変化するかわかりません。
今もIT系の仕事をしていますが、これも結局、人からの相談を受けて、私が話を進めるという感じでした。これまで、どちらかというと私自身が能動的に動くことがありませんでした。
保険代理店の収入がゼロからスタートし、それでは生きていけないので、派遣会社に登録し生活費を稼ぐために始めたのが現業態の始まりでした。
ですから、世の中の流れを常に掴み取り変化していく事で、現状より1ランク高く設定していく事が目標です。
若者へのメッセージ
常に何か夢を持って欲しいですね。本当に目の前のやりたいことでいいんです。
若い子たちは「何がしたい?」と聞いても答えられる人は少ないですが、私が若い頃は夢の塊でした。
必ずチャンスは来ますので、そのチャンスを掴んでほしいです。