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増南 英朗

ウィル・グラン化粧品株式会社 代表取締役 https://willgrand.co.jp/

略歴

京都産業大学経営学部卒業。新卒で某美容機器・化粧品関連メーカーの営業として入社。2008年に独立し、ウィル・グラン化粧品株式会社を法人設立し、同社の代表取締役に就任。現在に至る。

現在の仕事についた経緯

新卒で入社した会社は美容関連商品を自社開発していましたが、自社開発した美容機器を様々な販路で供給するOEM事業と自社商品販売で収益を上げていました。同社は化粧品のOEM事業も行っていましたが、売上は圧倒的に美容機器OEM事業と自社商品売上が大きい会社でした。
私は新卒2年目から福岡支社の支社長に抜擢されたこともあり、今思えばそれによって視座が上がり、通常新卒3年くらいでは会えないような方や会社との出会いがありました。当時は転職も考えていた時期もありましたが、その時に出会った方々とのご縁と、美容機器よりはリピート性のある仕事がしたいと考えていたということもあり、販売に長けている会社様に化粧品をOEM提供する企画営業会社として独立することになりました。

仕事へのこだわり

【成果】を意識することです。仕事においての【成果】とはシンプルにクライアントの満足度を上げ、それを自社の利益にも反映させることだと思います。そのために自分もしくは自社でできることは徹底的にお客様にご提案しますが、逆の場合は無理をせずクライアントが望むことを叶えることができる会社なり人なりをどんどん紹介してマッチングしてきました。
また、マッチングをしたことで生まれた仕事に対して感謝され、マージンを申し出される方もいましたが、受け取ることは一切してきませんでした。それを【仕事】として受け取ればいいのに、と周りからたくさん言われてきましたが、自分が考える【成果】【仕事】とそれは異なります。正解かどうかはわかりませんが、それはスタイルとして今も持っています。
会社員だった頃よりもそれはさらに強くなっています。今なら「あの仕事は自社でできたな」と思う案件もありますが、それは当時の力不足が原因なので後悔もありません。ただ意識していたわけではありませんが、それを続けていると輪が広がり、自社にご紹介をいただくことも多々ございます。人を紹介すれば人で返ってくることも、お金で返ってくることもあると思いますが、長期で見れば人で返ってくることの方がより長く良い関係性を築けるものだと考えています。
ここまで続けると周りも「増南はマージンを受け取らない」ということを理解されているので、そういった話にすらならないですね。実際、全て対価として受け取っていれば、高級外車1台は簡単に買える分くらいにはなっていると思いますが、そこはやせ我慢(笑)をしながら、スタンスを変えずにこれからも続けていくことになると思います。

若者へのメッセージ

お伝えしたいことは2つあります。

1つ目は【行動の重要性と情報との付き合い方】です。「案ずるより産むが易し」「思い立ったが吉日」「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」。これらは全て、今ここに集中するとや行動することの重要性を説いています。もっと簡単な例では「バットを振らなければボールに当たらない」もですね。
今は検索すれば何でも情報を得ることができます。但し、例えば“好きな子がどうやったら振り向いてくれるか”のそれらしい答えは書いていますが、その好きな子の事を実際には書いていません。検索するよりも目の前のリアルな好きな子が何を嬉しいと感じてくれるか、また嫌なのかを全力で考えて行動することの方が重要です。
仕事も相手の喜ぶことを考えることなので正解は探しても存在しないことが多く、正解だったか間違いだったかは行動した結果でのみわかります。間違っていたら次に直せば良いのです。

2つ目は【将来を悲観しすぎない事】です。毎日、日本はもうダメだという情報が流れてきます。ただ日本がダメというのは何と比べてなのかが重要です。世界中のできるだけ多くの場所や人に触れて、日本のどこがダメで、何が良い所なのかを見た上で、良いも悪いも言える人になって欲しいです。少なくとも私は日本はまだまだいけると思っていますし、受け身ではなく自分たちで今より良い方向に向かってほしいです。