Matsuda Hiroyuki

松田 博行

株式会社わいわいアットホーム 代表取締役 https://www.waiwai7.jp/

現在の仕事についた経緯

高校卒業後に就職した会社は、労務提供を主体とした会社で“日本一の会社を作ろう”というスローガンで設立されましたが、10年くらいで倒産しました。
倒産の理由は、経営者の放漫財政と不動産の爆買いが原因で資金ショートしたためです。
不動産の知識がないと不幸になることを思い知ることになったので、私が不動産やお金のことを学び、教える側になれば、不動産売却や購入で失敗する人を減らすことができ、私の失敗をばねにすることができると考えました。

仕事へのこだわり

不動産業界には様々な分野がありますが、私が属しているのは不動産売買仲介業です。
不動産を売る時、買う時は、皆さんの人生のターニングポイントに行うことが多く、経済的にも大変重要な判断をする事になります。
そんな時、皆さんは誰に相談をすれば良いでしょうか。
多くの人は、インターネットを調べて、大手だったら安心だと考えるかと思いますが、私はその判断は決して正しい事だとは思っていません。
私が大手不動産仲介業者に勤務していたとき、たくさんの同業他社とやり取りをし、同僚や先輩の話もいろいろと見聞きしてきましたが、これほど表裏のある業界はめずらしいと思いました。

また、正しいことだと思い込んで業務を行っている人も多くいますが、他業界から来た私にとって、不動産仲介業界の常識は、あまりに非常識です。
お客様のことを考えているふりをして、全然考えていない人も多く、自分の営業ノルマさえ達成すれば『言わないウソ』を平気でする人も沢山いますし、営業マンによっては『こういう風に教わってきた』と言って、自分の知識のなさを開き直る人もいます。

会社というのは自社利益を上げる営業マンを上の地位に昇格させるため、そこで働く営業マンは、売上を上げることが第一優先になり、お客様の幸せを最優先することができなくなります。
そういった状況で、皆さんの人生を左右する仕事を続けることが、あまりに好ましくないと考え、独立起業をしたわけですが、独立10周年を迎えた私の総括は、独立起業して本当に良かったということです。
自分の想いを形にして、お客様の笑顔を見ることができますし、本音の自分で対応ができるため健全な心を保つことができます。
人に対して常に正直でいられることは本当に素晴らしい事だと思います。

若者へのメッセージ

経験値のない皆さんは、まずは会社に所属し、様々なことを学ぶことから始めなければなりません。
私の場合『常に自分が会社の社長だったらどう考えるか?』ということをいつも言われて育ってきたので、自分だったらこうする、こうしたほうが良い、と真剣に考えて行動してきました。
こうしたほうがお客様に喜んでいただけるだろうと考え、常にお客様の目線に立ち、一つのアドバイスではなく、様々な角度から見たアドバイスを多角的にご提案することによって、お客様自身が『最善の判断』ができるようになります。

自分がよかれと思って一つのことしか提案できないようでは、人に喜んでもらうことはできないのです。そういった観点で考えていけば、いかに知識が大切であるかわかるかと思います。
どんな会社に所属しようと、馬の合わない上司はいるものです。皆さんは出来上がったシステムの中に後発組として所属するわけですから、まずは謙虚に様々なことを素直に受け入れ、同時に自分の意見や考えをミックスしてより良いものを自ら創造することが大切です。

人の人生ではありません。自分の大切な人生です。
何をやっても自分の人生なのですから、たくさんの人の役に立ち、感謝され、自分も幸せになる仕事をしてほしいと思います。