Matsunaga Toshihiro

松永敏宏

京空株式会社 代表取締役 https://fmi4ever.com/

略歴

慶応義塾大学商学部卒業。
新卒で横河北辰電機株式会社に入社、ラグビーと仕事を両立させ10年後、プルデンシャル生命保険株式会社入社。
10年営業を経験し、母校慶應義塾大学体育会蹴球部(ラグビー部)専任監督就任。
平成19年4月 エタニティー株式会社 代表取締役就任。
平成19年8月 旧株式会社FMI、現京空株式会社 代表取締役就任。

現在の仕事についた経緯

約16年程前から天王寺高校の先輩が始めた二酸化塩素ビジネスを手伝い始めました。
平成25年に新たに二酸化塩素の発生と消滅の特許を2つ取得して二酸化塩素空気除菌消臭機を開発しましたが、二酸化塩素では冬の乾燥した環境では、インフルエンザウィルスを失活することができないことを国立病院機構仙台医療センターウィルスセンターにテストを依頼して確認でき、センター長の西村先生から次亜塩素酸を入れてテストしてみてはどうか?とのアドバイスをいただきました。
その結果、素晴らしい失活効果が出たので、共同研究を経て「インフルエンザウイルスの失活装置及び失活方法」という国際特許を国立病院機構と共同で令和2年1月に取得でき、そして令和4年4月に「業務用次亜塩素酸ガス発生空調システム」の特許を取得して現在に至っております。

仕事へのこだわり

会社に就職して以来現在に至るまで、いつも正直であり、誠実でありたいと思って生きてきました。
新人時代から振り返りますと、20歳代の頃は、ラグビーをすることが一番、会社に貢献できると思い、それに集中しながら、仕事面でも一般の人達に負けないように努力してきたつもりです。
30歳代に、フルコミッションセールスという大きなチャレンジをして、自分自身を奮い立たせてきました。全て自己責任で、言い訳ができない状況を自ら作り上げてきたような気がします。
そして40歳代では、自分をここまで育てていただいた母校ラグビー部に恩返しをするため、素晴らしいビジネス環境を捨てて、専任監督として2年間、頑張りました。学生たちに良い思い出を作らせてあげたいという一心だったと思います。残念ながら、それほど良い思い出を作らせてあげることができず、やや不完全燃焼な時期でもありましたが、お陰様で凄く良い勉強をさせてもらったと感謝しております。
そして50歳代になり、自分の天命というものをおぼろげながら悟ることができ、今、60歳を迎えて、世の為人の為に真剣にお役に立ちたいという気持ちで日々精進しております。

今の世の中を見渡しますと、真面目な人間を騙して詐欺をする人たちが多く存在します。そういった人たちを許せません。10年ほど前から始めた極真空手も、そういった人たちから自分、そしてかかわりのある人たちを守りたいと思ったからです。
こういう私と同じ志と思いのある人たちと一緒に今後も一生懸命、進んでいきたいと考えています。

若者へのメッセージ

私が昔、大好きだった「北斗の拳」の準主人公であるラオウが、「我が人生に一片の悔いなし」と言って死んでいくのが、とても気に入っていて、私の人生でもこの心境を最後の最後まで貫きたいと思っていますので、是非、若い人達にも、これからの人生を思いっきりチャレンジしていただきたいと思います!
人生は誰しも一度きりしかございません。
死ぬ間際になって、一番後悔するのは、「なぜあの時にチャレンジしなかったのだろう?」ということだそうです。
チャレンジして、もしダメだったとしても自分で納得できます。
でもチャレンジしなくて諦めてしまったら、死ぬ間際まで後悔をし続けることでしょう。
私が尊敬する、スティーブジョブズの名言の中で
「If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?」
(もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?)と問い直してみてください!

まじめに懸命にド真剣に生きる!ノーブレス・オブリージュ!
社会的地位を持つものは社会的義務を伴う、だから人間として正しい生き方を心がけて、自分の本当にやりたいことにチャレンジして、みんなでより良い日本に再生させましょう!