Miki Aya

三木 彩

株式会社Boden 代表取締役 https://boden-organic.com/

略歴

新卒で大手広告代理店に入社、デジタル関連事業に携わる。NY留学、子育てを経て、PR会社を起業。その後システム開発会社を立ち上げ、そのノウハウを活用し、ボーデン社における新しい事業戦略を展開中。

現在の仕事についた経緯

前社長とは5年ほど前に出会い、会社理念を理解した上で私の経歴を活用し、これからの時代にあった事業戦略を展開してほしい、と依頼を受けました。事業内容として理念に強く共感できましたし、何より私自身の生活にとてもマッチしたブランドです。皆様にも思いを持ってお伝えすることができますし、今までの私の経歴が生きてくると考えました。
グループ全体のSDGs戦略活動の考え方とも合致していたため、ボーデン社の事業継承をいたしました。これからまさに世情の追い風を受け、新たな展開を行なっていきたいと思っております。

仕事へのこだわり

私が常に大切にしていることは「柔軟性」です。どんな時代であっても、そこには「背景」があり、自分の置かれた「立場」があります。時代の流れに乗り状況を受け入れるもよし、流れに逆らい新たな場所を確立するもよし。ですが、どのようであれ自分がいるべき場所は自分が決めていくことになります。それならば積極的に選びたいと私は思っています。
あらゆる観点から考え「自分に必要とされること」と「自分の求める形」が折り合いをつけられているかを見極め、そこに見えるあるべき姿を創造しながら、自分の振る舞い方を考える。その時に必要なのが柔軟性を持った決断となります。
今の私は主婦であり、母(子供とペット二匹)であり、働く女性であり、仲間を持つリーダーでもあります。その時々に応じてプライオリティーも変わるので一人で何役もこなすのは大変ではありますが、多かれ少なかれ生きていれば役割が一つということはありません。その状況を楽しむべきですし、「うまくこなすこと」よりも「うまく選ぶこと」に注力して様々な変化を受け入れながら判断し、一つ一つ積み上げいくことが成功に繋がると考えています。
そのようなことを繰り返し、現在三社を経営しながら新たにボーデン社を新規事業として行なっています。今まで私が積み上げてきたことがより明確に形となり、思いを込めて邁進していくことでボーデン社が少しても社会に貢献できるように頑張っていきます。
私自身、毎日必死に働いておりますが、一日の大半の時間を仕事に費やします。それならば、時代に合わせた働き方をしながらも、それぞれが「生きがい」や「豊かさ」を感じることができる、仲間みんなで笑って過ごせる環境を作ることが私の仕事です。

若者へのメッセージ

できる時代に「できること」を経験しておくことだと思います。
その時代にしか得られない経験値が積み上がり、過去の自分が失敗したと感じることですら未来の自分の判断の礎になっていく。その上で、好きなことを精一杯やっていればいつか道はひらけるし、少なくとも人生は楽しい。
自分の子供にもいつも伝えていますが、できるだけ笑って暮らしてほしいと私は思っています。
仕事もプライベートもいつも満たされているわけではないし、みんながなんでもできるわけではありません。
だからこそ、自分自身をしっかり見つめ、好きなことを精一杯やっていれば、きっと助けてくれる人たちや仲間に出会い、豊かな人生になると思います。