Minagawa Kousuke

皆川 公介

株式会社ダブルエー・ホールディングス 代表取締役社長 https://wa-holdings.com/

略歴

国際武道大学体育学部在学中に陸上競技の円盤投げで日本選手権出場。卒業後は某大手警備業、アウトドア業界を経て、現在は株式会社ダブルエーホールディングスで代表を務める。

現在の仕事についた経緯

新卒にて某大手企業に入社し、営業職で働いていました。その後、私自身アウトドアに興味があったので転職をしました。そこは手作りでするキャンプ場だったので、管理や施工だけでなく、修繕・土木なども自分たちで行うような会社でした。転職がきっかけで、他の人では経験しないような経験も数多くして、ライフラインである電気やガス、水道などの仕事も行っていました。
その後、自分の好きなことは経験させてもらったので、家業へ戻ることを決断しました。今思うと、この決断も運命だったように思います。
会社に入社し、半年ほどたった時に創業者である父親がコロナで他界。社長業を引き継ぐ際、会社としてもコロナの影響を受けて経営不振の状況でした。そのような逆境の中、父親から社長業を引き継ぎ、会社の再建に向け取り掛かかりました。
現在は会社の基盤を再構築し、未来への兆しが見えてきています。

仕事へのこだわり

まずは、行動することです。その上で、目的を達成するためには、適材適所があると思います。
学生時代、陸上をやっており、向き不向きがあることを理解しました。好きと得意では意味が全く違います。好きなだけでは勝てないという現実があります。そのような考え方が学生時代に芽生えたことで、人を見る上でも必要な能力であると思い、現在も自分は現場にいるようにして、コミュニケーションをとっています。
また、社員には適材適所、任せる仕事は任せて、何よりも自分は二代目社長だからこそ、柔軟に社員の声を聞き、柔軟に対応できるようにしていき、今後も、横にも、縦にも関係性を広げていけるように活動していきたいと思います。

若者へのメッセージ

何よりも自分が好きなことをやってほしいと思います。日本の風潮として、弱みを補おうとする傾向があると思います。ただ弱みを補う平均的な存在よりも、強みを極めている存在の方が必要とされます。だからこそ、平均的になるのではなく、好きなことを極めてほしいです。
ただ社会に出た時、好きなことと、得意なことは理解する必要があります。社会では、その人の得意なことが求められます。得意なことがその人の素質であり、ここには向き不向きがあります。
自分で自分を見つめ、見極め、さらに成長していってほしいと思います。