新卒で建設会社に入社。入社5年目の時に父親が難病となり、病気の理解を深めたいと介護業界へ転職して6年間経験。2022年独立。

略歴
現在の仕事についた経緯
父親が難病になった事がきっかけで未経験の福祉業界へ飛び込みました。
2年目からは組織の管理的立場に就きましたが、「こうしたほうが」「こうしたい」という思いが強くなり、自分の会社で自分の想いの詰まった仕事がしたいと考え、6年間経験したのちに訪問介護事業所をスタートさせました。
仕事へのこだわり
働く職員が長く在籍し人間関係も良好であれば強い組織ができる確信があった為、自分が管理職だった頃は介護をする相手を一番に考えておりました。
今もその気持ちは変わりませんが経営者になってからは働いてくれている職員の気持ちも大切にすることが全ての人の幸せに繋がると考えています。
「福祉=自己犠牲」のイメージもまだあるようですが、介護を行う側も受ける側も対等な関係が築いていけるよう、また仲良しではなく信頼関係を築けるようにする為に、思いやりのある心を持ち、喜び楽しみ感動を共有できる事が一番大事な事だと思います。
その為に自分ができる事は、やりがいを持ってもらうために働く人の不安を少しでも減らしていく事だと思っております。今後は自分自身もスタッフとともに成長していきたいと思っております。
若者へのメッセージ
COVID-19、地震、自然災害を経験している若い世代にはきっと「思いやりのある心」があると思っており、今後の福祉業界に欠かせない存在だと思います。
福祉業界でのやりがいを皆様に伝えれるよう日々努力して参ります。
最後に、「健康が一番の幸せ」この言葉は私が6年間身体の不自由な人達のお手伝いをしていた時に、一番多く自分にかけて頂いた言葉です。
福祉の仕事をするまでは、たまに聞くフレーズくらいに思っていましたが、男性、女性、年齢関係なくダントツでした。健康である事の幸せを当たり前と思わず、一日一日を自分の為に大事に生きてください。