Mochizuki Tomoharu

望月 智晴

sqooo株式会社 代表取締役 https://sqooo.co.jp/

略歴

大学在学時(1991年)に感じたIT時代到来の直感を信じ、技術を学ぶため大学を中退して専門学校へ。卒業後何故か港湾関連事業の会社に就職するも3年半後に念願のソフトウェア開発会社へ転職。開発系エンジニアとして過ごすが、1年後に同じ会社から独立した先輩に誘われ2度目の転職。インフラエンジニアとして17年勤めた後に自身で独立。現在に至る。

現在の仕事についた経緯

骨を埋める気だった会社が突然の身売りをし、新たなオーナーの元で仕事を続けようとしましたが折り合わず悩んでいたところ、背中を押してくれる人がいて独立に至りました。
居酒屋で聴いた「味方になってくれる人がいるうちに行動した方がいい」という言葉が心に沁みました。人生において大きな決断をしたタイミングでした。

仕事へのこだわり

新卒で入った会社はITとはかけ離れた港湾関連業で、営業や社長秘書業務をしていました。そこで当時の社長から「日本の社会は他者評価で自分以外の人に価値を付けられる」と教え込まれました。
その考えが基本にあるので、“自分に関わる人が自分を高く評価してくれる=その人にとって自分が価値のある人間になれるよう行動する” ということを常に心がけています。
「人が生を受けこの世に存在するのは、自分以外の誰かの役に立つためだ」という考えの中で、まだ見ぬ私を必要とする人の為に色んな知識や技術を学び、知見を広げることで沢山の要望に答えれるよう日々意識をしています。弊社の共通意識である「世の中から一つでも多くの困ったを無くす」はそういう考えがベースにあります。
社員が己の技術を高めることで「困った」は確実に無くなります。その困ったを無くすために各自が勉強し技術を磨くことで価値が生まれる。
お金が欲しい、良い生活がしたい、誰かの役に立ちたい、尽くしたい…人の行動理由は千差万別です。その総てがその人にとっての正しい理由です。
その中で私は私と同じ感性を持つ人たちと一緒に日々を過ごしていきたいと考えています。

若者へのメッセージ

自分の身の回りに起きることはすべて「自分の所為」と考えてみましょう。決して他者の所為にするのではなくすべてが自分の責任だと考えることが出来ればその次のステップに進めます。
何かの所為にした瞬間、自分自身が救われた気持ちになれるかもしれませんが実は成長の機会を失っているのです。
失敗した時に「どうしてこうなったんだろう?」と自分の行動を振り返ることが重要です。時間を戻すことはできませんが過去の経験から未来に起こるかもしれない障害を起こさないようにすることは可能だと思います。
その気持ちを持ち続ければきっと周りから頼られる人になれると思いますよ。