Mori Tatsunori

森 辰紀

株式会社toK 代表取締役 https://tokepo.com/

略歴

学校卒業後に大手百貨店に入社。その後、経営コンサルタントやアパレル大手、外資系企業3社、早稲田大学ビジネススクールでMBAを学び、ベンチャー企業を2社立ち上げ支援。2020年に株式会社toKを創業し代表取締役に就任。業界を一新するサービスを広めている。

現在の仕事についた経緯

「良い時計は良い時を刻み、良い靴は良い所へ連れていってくれる。そして良い車はそれを加速してくれる。」そう思い、これまでに車は18台、時計は30本ほど買ってきました。車を購入するときは、グーネットやカーセンサーを見て欲しい車を探していました。旅行に行くときはじゃらんやるるぶで探せます。飲食店をさがすなら食べログやぐるなびなどがあり、不動産などスーモやホームズ、結婚式場ならゼクシィなどがあり、ユーザーにとってとても便利で探しやすいです。
しかし、時計業界に総合検索サイトは無く、時計が欲しい人はショッピングサイトや各店舗のECサイト、雑誌を見たり、店舗に足を運んだりして、入荷状況を確認するなど時間と労力と費用がかかります。また、時計を販売している店舗は高い掲載料と手数料を支払ってショッピングサイトに店舗の在庫を載せています。
現在、時計の価値が見直され、今では非常に資産価値が高く、入手困難なモデルやブランドも多くあり、市場規模やユーザーが多いにもかかわらず総合検索サイトが無いという状況です。
時計を扱う店舗なら新品・中古・並行すべて掲載出来て、1本から掲載可能。そして販売手数料を取らず安価に掲載出来ることにより店舗様の利益の最大化を。そしてユーザーは「ほしい時計がすぐ見つかる」ことでベストチョイスが出来ます。この時計業界を一新すべく「トケポ(https://tokepo.com/)」は3年かけて開発しました。トケポはこの業界を変え、ユーザーにとって一番身近なサービスになります。

仕事へのこだわり

私が大切にしていることは3つあります。

1つ目が「考える努力を怠らない」
2つ目が「絶対に諦めない」
3つ目が「清く正しく美しく」

「考える努力を怠らない」
世の中の全ての働いている方は努力されていると思います。
必死に働き、汗をかき、ストレスをかかえ、ランチの時間も取れず、家族と過ごす時間を犠牲にして働いている方も多いと思います。みんな努力しています。出勤することでさえ努力ですよね!素晴らしいことだと思います。
でも、一番大切で重要な努力は「考える努力」です。死ぬほど考えてください。毎分毎秒考えてください。誰よりも誰よりも。必ず良い結果が出ます。人にHAPPYを与えることができます。問題を解決できます。仕事で結果が出せます。

「絶対に諦めない」
私が一番最初に就職した企業は総合商業施設でしたが、同期が125人いるような大きい会社でした。大卒が9割で当時は学歴社会があった時代なので、入社した時から大きな差がありました。等級制度があり、高卒は1等級、大卒は3等級からスタートで当然基本給も違います。当時の手取りは90,000円でした…。
社会のことを何も知らずに出てきた私は、同じ会社に入社した同期内で待遇の差があることにビックリしたと同時に、その環境に対して反骨心もありました。「絶対に負けない、必ず誰よりも出世してやる」と、上を目指そうと決めました。他の人が店長を目指す中で、私は役員を目指して当時は働いていました。また、働く中で他の人と同じことをしていても意味がないと思い、どうやって結果を出すか、どうしたら環境を変えられるかということを常に考えることで結果的に飛び級で昇進することができました。ここで「考える努力」が身に付きました。
より高いポジションで仕事がしたいと思い、経営者を目指していくことになります。経営コンサルタントやアパレル、外資系企業3社、ベンチャー企業の立ち上げ2社、そして起業です。手取り90,000円だった高卒の田舎者が数千万円の収入を得ることも可能なのです。諦めなければ必ず目標や夢は達成出来ます!

「清く正しく美しく」
言葉の通り、清く(清い)とは、よごれ・にごり・くもりなどがなく美しいことを言います。また、清々しいは気持ちがよくて爽やかであるということ。
正しくは、形や向きが真っすぐである。曲がったりゆがんでいない。道理にかなっている。
美しくは、姿・色・形・音などの調和がとれていて快く感じるさま。人の心や態度の好ましく理想的であるさま。動作や状態が理想的であるさま。
何が言いたいかというと、常に「清く・正しく・美しく」を心の軸にすれば間違った方向には行かず、誰もがついてきてくれ、成功に近づきます。本当の協力者しか周りにいなくなります。せめて自分は清く正しく美しくありたいと常に思っています。

若者へのメッセージ

伝えたいことは一つ、「親孝行をしましょう!」です。
人は一人では生きられません。全ての人は生かされていると思っています。何より両親がいなければ生まれてきていません。社会に出ると多くの人と繋がります。多くの人と接し、学び、共に何かを築き、成し遂げます。私は、血のつながった両親、兄弟、家族を大切に出来ない人は、血のつながっていない他人を大切に出来るはずがないと思っています。
血のつながった家族すら大切に出来ない人が、血のつながっていない他人を大切に出来るはずがありません。まずは血のつながっている家族を大切にしましょう。もし、家族がいない方は、一番身近な人を大切にしましょう。お世話になった人を大切にしましょう。そうしたら、自分も多くの人から大切にしてもらえるはずです。親との時間は有限です。
もし、この文章を読んだ方がいたら、今日、電話してみてはいかがでしょうか?第一歩です。きっと未来が変わります。家族を、兄弟を、仲間を、恋人を、友達を大切にして仕事に励んでください。