Naemura Rikako

苗村 立花子

株式会社RINABO 代表取締役社長 https://rinabo.net/

略歴

地元の短期大学を卒業後、大手証券会社に入社し、地元山口県で営業職を6年経験。東京の本社部署へ異動し、企画・推進の業務に携わる。在籍中は成績優秀者の海外研修への参加や、社長賞を受賞。
その後、外資系企業に転職し、出産を機に独立。現在は、子育てに関するスタートアップ事業のサービス開始に向けて準備を進めている。

現在の仕事についた経緯

息子を出産し、育児休暇後に当時勤務していた会社に復職した際、子育てに割ける時間の短さを感じました。限られた時間の中で、仕事と家事を行いながら、子どもの将来を考える。共働き世帯が増えてきており、男性が育児に参加する体制が徐々に整えられてきている中でも、多くのパパやママは子育てサポートを必要としている状況に私自身も直面しました。
そんな中、異業種交流会で知り合った今の会社のメンバーに出会い、子どもの将来の話で意気投合しました。子どもの未来の選択肢を広げたいという共通の思いを実現するために、昨年の10月に「RINABO」を立ち上げました。

仕事へのこだわり

弊社は昨年の10月に設立した、創業間もない会社です。
創業メンバーは、キャリアが異なるため、得意分野もまたそれぞれです。だからこそ、お互いにリスペクトし合える関係を築くことが出来ました。
一緒に働くメンバーに恵まれている私が大切にしているのは、人間関係です。これは今も昔(会社員時代)も変わりません。仕事での付き合い、プライベートの付き合い、私にとっては全て同じように大切です。
それは、会社員時代のある上司がきっかけになっています。その上司は、仕事とプライベートの境界線がなく、仕事関係で出会った人とBBQしたり、食事に行ったり、プライベートで出会ったであろう仲間と仕事をしたりするのです。その状況を彼は「だって楽しいじゃん!」と言うのです。その後その上司は、組織(会社)から離れ(退職)、独立しました。今では複数の事業を展開するパラレルキャリアを実現しています。
「あの人とあんなことをしたら楽しい」「この人とはこんなことが出来る」という発想で楽しく活動している姿は、私の目指すところですし、未来を生きる子どもたちに目指して欲しい姿です。楽しいと思えることを自ら見つけ、前進していく主体性を持った活動をしていきたいと思っています。

若者へのメッセージ

平均寿命は年々高くなる中、私も人生の折り返し地点を迎える年に入ってきますが、今後の人生を考えるとワクワクが止まりません。人は何歳になっても挑戦できるからです。
楽しい人生を過ごすための方法を2つご紹介します。

①友達をたくさん作りましょう。
多様な価値観に触れることで、柔軟で豊かな思考を育むことができ、人生で挫折しそうになった時に自ら解決手段を見出すことができるでしょう。

②たくさんの挑戦をしましょう。
多くの情報にアクセスできる世の中だからこそ、色んな選択肢が広がっています。挑戦をした経験の積み重ねが、自分自身の自信に繋がり、可能性を広げてくれます。
私は今年、「社会で活躍できる女性」を発掘するキャリアコンテスト、Beauty Japan 2022に挑戦し東京大会を突破し、11月の日本大会へ進むことになりました。コンテストは未経験ですが、チャレンジしたことで、同じように社会貢献を目指す素敵な仲間ができました。

人の人生にはいつ終わりがくるか分かりません。
だから、一日一日を大切に、後悔のないよう、楽しく過ごしましょうね。