Nakamura Makoto

中村 誠

株式会社REXLI 代表取締役社長 https://rexli.co.jp/

略歴

名古屋大学経済学部卒業。新卒で大手アパレル企業に就職するも2年で退職。物販ビジネスを立ち上げて5年ほど取り組んだ後、LINEマーケティングツール Lステップ開発会社にてマーケター修行。のちに独立し、LINEマーケティングコンサルや構築代行サービスで年商4億を達成。
著書:「無敵の稼ぎ方」角川出版。

現在の仕事についた経緯

ネット物販を一人で取り組むも、鳴かず飛ばずな中で、Lステップ開発会社の社長とご縁があり、マーケターの修行を2年間積ませてもらうことになりました。
その後独立し、Lステップの正規代理店として、Lステップの普及活動のために自社で構築代行サービスを立ち上げました。とあるインフルエンサーの構築を機にTwitter上でバズが起こり、LINEマーケティングの第一人者として認知が拡大しました。

仕事へのこだわり

「相手の期待値を超えたい」という思いが強く、やはりできたものを見せたとき、クライアントがとても感動し喜んでくれる、その瞬間を見たいという想いがあります。その感動を稼ぎたいというのが僕の大きなモチベーションになっています。
そのために最初の段階で「これはこのぐらいしかできないですね」と言って、敢えてちょっと期待値を下げるなんてこともします。そう言っておいて、実際にはとんでもなく完成度の高いものを持って行くことで、期待値が増幅するわけです。
もちろん、それをやることで必ずいい結果が出るとは限らないし、時間も費用も含めてこちらの負担はすごく大きくなります。そのため、最初は時間もお金も考えません。採算度外視で、いきなり全力を出して取り組みます。自分から原価を削りにいっているようなものです。気持ちとしては「6対4で自分が損する」ぐらいがちょうどいいような気がしています。
通常は「この作業は工程がこれくらいで、時間がこのくらいかかるので、料金はいくらになります」というアプローチで考えるかもしれませんが、僕はそうではありません。これは僕がマーケッターというスタンスも大きく関係しています。
マーケッターとして、「これは正しく売れる形になっているかどうか」という軸で考えてしまうのです。制作者ではあるけれど、マーケッターとしての視点がどうしても出てきてしまいます。
ウェブマーケ的に必要とされるもので、有効なものかどうかということをものすごく考え、そうでないものは気持ち悪いので正しく売れる形になるまで、やり切ってしまうのです。
これが僕の仕事のこだわりになります。

若者へのメッセージ

僕は学生時代から自己嫌悪感やコンプレックスを抱えながら、常に愚痴や弱音ばかり吐き、常に「隣の芝生は青い」で周りのうまくいっている友達を羨んでばかりでした。
部活はテニス部でしたが、プレッシャーに弱く、「練習のときは強いのに、本番になるとザコ」という理由から、「練習マスター」と呼ばれていました。対人コンプレックスもひどく、人と話すのが苦手でした。
大学入試では見事に箸にも棒にもかからず浪人生活へ。1浪の末、国公立大学に進学したものの、就活では「40社連続落ち」を経験してしまいます。
そんな僕でも、時流を捉えて一点突破でチャンスを掴み、大きく飛躍することができました。今がどんな状況でも、必ず人生たくさんのチャンスはありますので、一緒に頑張りましょう!