Nishikawa Yasuhiro

西川 泰廣

株式会社インティヴ 代表取締役 https://kanusuba.jp/

略歴

広島皆実高校卒業。在学時に高校サッカーで全国制覇し、キャプテンを務める。サッカー以外の経験をしてみたいと思い、進学はせず地元の飲食店に勤務。店長、エリアマネージャーを務めた後、東京のコンサルティング会社に勤務。2年後沖縄県座間味島に移住。トライ&エラーを繰り返しホテルを建設し、マリンショップ、レストランを併設し経営中。

現在の仕事についた経緯

広島、東京とスピード感を求められる仕事を続ける中で、座間味の自然や人々との出会いに感動しました。「どうせどこかで本気で仕事をするならこの島の環境で仕事をしたい」と思い、鞄一つで移住しました。
はじめに宿泊業を選んだ理由としては、技術よりもおもてなしの心でお客様に喜んでもらえると考えたからです。

仕事へのこだわり

仕事というのは人生の内のほとんどの時間を費やします。時間的に言えばもうほとんど「仕事=人生」に近いです。
ではその「仕事」を自分の人生の中でどのように捉えながら生きていくか。間違いなく楽しいほうが良いに決まっています。

どーせ人生の中で
長い時間付き合っていくことなら、
どーせ時間は進む、
だったら楽しいほうに、良いほうに。

これは本音であり理想です。

私の中での「楽しい、良い」は 決して楽(らく)なことではありません。仕事に対して情熱的に、とことん考え抜き、苦労も成功も味わい、時には愚痴を言いたくなるようなこともあり…。
この当たり前に起こる出来事をかみしめながら「感謝」をしながら「仕事」をしていく。

私は学生時代サッカーをしていましたが、「仕事」はスポーツと似ている気がします。必ず勝てる敵と戦っても面白くありません。勝つか負けるか微妙なところが楽しいのです。
負けるとわかっていると戦う前にレベルアップを目指します。準備ができれば敵に挑む。勝てるように、出来るようになると次にステップアップ。これの繰り返し。この繰り返しが「仕事」と似ていると思うのです。
このルーティーンを考えてみるとスポーツに限らず趣味やテレビゲームも同じですよね。目標があるものはすべて同じように感じます。

そう考えるとスポーツやゲームが楽しいなら、「仕事」だって絶対に楽しいはず。
このルーティーンと「感謝」があれば楽しくなれる気がします。
もちろん辛く厳しいことも多々あります。というよりほとんどなのかもしれません。
辛く厳しい時も楽しくする方法、それは「感謝」だと考えています。辛い仕事があったときにその境遇に感謝するのです。
それが出来れば仕事はすべて楽しくなります。常にそう思えるよう私も修行中です。

私の経験上、一人っきりで辛い時に楽しくするよりも、チームでやるほうが簡単です。と言うか得意です。
仕事とはどーせ長い時間付き合うんです。ほっておいても時間は進みます。だったら楽しいほうに、良いほうにみんなで行きたい!!
この「感謝をすることで仕事を楽しく」をテーマに歩んでいきたいと思っています。
これが私の中の「仕事」であり「夢」であり「人生」です。

若者へのメッセージ

これから素晴らしい世界が待っていると思っています。誰に何を言われようと僕はそう思っています。この思いだけは誰にも邪魔されないし想いの決定権は僕にしかありません。
楽しいか楽しくないか、幸せか不幸せかを決めるのは本人だけの特権です。
厳しい状況に置かれると僕は“宿題が出た”と考えるようにしています。そして未来は明るいと言い聞かせます。
これからいろいろな経験をしていく中で宿題をこなし、前向きに生きていってください。
楽しいことが山のように待っていますよ!