Nishinosono Yosuke

西之園 洋佑

株式会社DaN 代表取締役 https://www.d-a-n.co.jp/

略歴

慶應義塾大学文学部民族学考古学専攻卒業。農林水産省入省後収益不動産を取り扱うベンチャー企業に入社。7年間不動産投資とその管理業務に携わる。大手小売ブランドの不動産運営本部会社にて管理職として従事したのち、2022年11月に独立。現在は不動産投資のノウハウ提供や不動産管理のノウハウ提供、サポートを行う。

現在の仕事についた経緯

大学卒業後、官僚として働く中で一つの大きな不安がありました。それは、「大企業の中で仕組に最適化していくことが、果たして個人の安定につながるのか」という思いです。
この不安を払拭すべく、当時まだ認知度の低かった収益不動産を扱うベンチャー企業に転身。そこには不動産投資を活用して自身の資産を構築・拡大・保全し、人生を安定させている方が多数いました。そして、お客様の期待を日々上回るために業務の品質向上、生産性向上に努める優秀なビジネスマンがいました。
この経験により、不動産投資で資産を形成・安定させること、業務の品質・効率を改善させることが人生の安定につながるとの想いを持つようになりました。
そしてこの経験が他社でも活かせるか試すため、部門長として部署全体の業務をデザインしなおした結果、その想いはより確信に変わりました。そして、この想いの実現のため当社を設立いたしました。

仕事へのこだわり

①なんでもやってみる
②自分よりステージの高い人の助言には素直に従う
③自分より優れた人を目標にして学ぶ
④必ず相手に何かしらの価値提供をする
概ねこの4つが大きいと思います。とりわけ①が大きいです。

特に新人の時や新しいことをしようとすると、知らないことやできないこと、難しいと思うことの方が多いです。そこでやるかやらないかのジャッジをする場面が多いと思いますが、それができた時の未来が輝いていると思えたらやるようにしていました。
逆にやっても面白そうな未来が見えなかった場合はやらない時もありましたが、基本的には新しいことやできないことができるようになるのはワクワクするのでやるようにしていました。

そこで②や③が絡んでくるのですが、こういうチャンスは割と目上の人がくれることが多いと思います。その時は無茶振りにしか思えなくても、やってみたら自分のプラスになるということです。
なので自分よりステージの高い人の依頼や助言は、その時の自分の理解や納得は置いておいて素直に聞くようにしています。それはやはり、そういう人たちは自分なら尻込みしそうなことも平然とやっていたりするので、判断を盗むためにもやってみるようにしています。

それから④ですが、一方的に何かを得たり搾取する存在にはなりたくないというのがあります。エネルギーにしてもお金にしても、循環しているので、自分が与えた分は何かしらで返ってくると思っています。そんなのなくても単純に自分が一方的に吸われるのが大嫌いというのもあります。なので、自分は常に何かを相手に与えられる人間でありたいと思います。

若者へのメッセージ

今の世の中はどんどん新しい技術や価値が誕生しては入れ替わってとても目まぐるしいです。特に仕事という面では、大きな企業に属して勤め上げて安泰という時代はとっくに終わったと思います。
個人個人が世の中や周りの人にどんな価値提供をできるかが問われてくると思います。商品やサービスも単に便利だったり安かったりするものだけでなく、自分の学びになったり感動したり、ためになったり共感したりという、本当に個人個人の主観に訴えかけるような価値を求められてきていると思います。
それって実は、それぞれの個人的な体験だったりその時の経験値だったり感情だったり、その総体としての個人の物語だったりすると思います。
なので、自分自身の人生という物語が自分にとって最高に面白いと思えるか、面白いと思える選択を日々できているかを考えて生きるだけで、全然価値のあるコンテンツになると思います。
私も、自分の物語が面白くなると確信して独立したしこれからはもっと面白くなると思っています。なので、みんなで面白い人や物語が集まった面白い国にしていきましょう!