Nonomura Sho

野々村 翔

株式会社Grow Side CEO https://growside.co.jp/

略歴

10代、20代前半は様々なアルバイトをしながらバンド活動に没頭するも、方向性の違いにより脱退。その後、僧籍を取得し僧侶として活動しつつ、自身に合った働き方を探すため建築板金や営業職などを転々とし、最終的に小売業で落ち着き6年程店長を経験。その中で障害者雇用の有用性と必要性を感じていたところ、同グループ内の特例子会社から障害者雇用を促進する人材の社内公募があり異動。そこで雇用側として障害者雇用に3年ほど関わり、地域の障害者雇用を更に促進するため就労移行支援事業を立ち上げ、4年間福祉事業を経験。2022年に独立。現在は福祉サービス対象者以外へも支援を広げるべくコーチング事業を立ち上げ、企業、団体、個人問わず障害や雇用関連を中心にサポートを行っている。

現在の仕事についた経緯

少子化や人口減少の影響もあり人材確保が容易ではない今、企業にとって障害者雇用は有用であり必要であると感じたことがきっかけですね。
実際に多くの障害をお持ちの方と雇用側として関わるうちに、障害福祉の就労分野にはもっと企業に対してのサポートや当事者に対する具体的な就労課題解決緩和に向けた取り組みが必要だと感じ、福祉事業へ参入することを決意しました。

仕事へのこだわり

基本的に水のように柔軟でありたいと思っているのでこだわりは持ちたくないのですが、仕事をするうえで大切にしていることは大きく2つあります。

就労移行支援事業では基本的に利用者の方が毎日通所して一般雇用を目指すための準備をしていく訳ですから、家族の次、場合によっては家族よりも長い時間我々コーチと関わることになります。主治医やカウンセラーは月に1度か2度程度の関わりが多いことを考えると、我々が関わることができる時間は圧倒的に長いですよね。
だからこそ我々は障害知識、対人支援、薬の知識、ビジネススキル、マナー、心理学、カウンセリング、ティーチング、コーチング、雇用関連法令など学び続け、コーチ自身が成長を続けることが大切です。その結果、利用者の成長に貢献できるのだと思っています。

もうひとつは、その方の価値観に沿った人生を送れるように関わることですね。私の価値観でも世間の価値観でも企業の価値観でもなく、その人の価値観に沿っていることを最優先にします。
そのうえで他者や組織、世間の価値観との共有ゾーンを探っていくことで、その人の人生において、その人らしいナチュラルなスタンスで社会の中で活躍できるよう関わっていく。これを大切にしています。

若者へのメッセージ

たくさん失敗してください。でも、失敗した自分を責めないであげてください。そして、自分の価値観をたくさん言語化してください。
あとは、0.1%でも良いから毎日少しづつ自分の価値観を満たしていくことに思考も時間も労力も使ってあげてください。そうすると、きっと自分が満たされた結果、誰かに貢献できちゃうことがあると思います。
それを仕事の中で見つけられたら、あとはどんどん増やしていけば仕事は最高に楽しくなります。

自分が自分にとって一番のコーチになれるように関わってあげられると完璧ですね。自分が心地よい感覚が得られる選択ができるように応援してあげれば、人生はどんどん心地よいものになっていきます。
例えば電車で席を譲りたい衝動に気づいたら、それができるよう自分を応援してあげれば良いのです。結果、断られたとしても自分が望む選択をしたと満足できたら良いのです。

そうやって生きていけば、いつか死ぬ時に「うん、悪くなかった」と思えるのではないでしょうか。