Okada Nobuyoshi

岡田 信義

マルキユー株式会社 代表取締役社長 https://marukyu.com/

略歴

1978年、亜細亜大学経営学部経営学科卒業後、新卒として小口油肥株式会社(現 マルキユー株式会社)に入社。営業部として配属され、関西地方の営業を経験し、6年後の1984年には大阪営業所の初代所長に就任。さらに5年後には本社移転プロジェクト発足ともに副工場長に就任。大宮から桶川への移転後の2001年には取締役生産部部長兼工場長に就任。2003年には中国の市場に進出すべく、丸九(中国)有限公司を立ち上げ総経理に就任。そして2016年に、晴れて代表取締役社長に就任し現在に至る。

現在の仕事についた経緯

1978年、高度経済成長後の良き時代に余暇のあそびも少ないなかで、業界として成長を始めていた釣具業界へ進路を決めました。

仕事へのこだわり

釣具業界の発展ともに会社の売り上げは拡大していました。また、社員も当時はごく少人数でしたので南都大阪の営業担当を8年間経験させていただきました。そのとき、商売の基本を学びましたが、お客様(販売先だけでなく釣り人も)への対応は常に必要とされ、喜ばれる人間であることを最も意識しました。これは近江商人の「三方よし」の精神をモットーに行動していたからです。
20代後半というまだまだ若手の時代に、遠方への営業遠征や大阪営業所の立ち上げ(施工、社員集めも行いました)を経験させていただいたため、略歴でも説明しました通り、本社工場移転や天津での中国工場の立ち上げや商売固めも乗り切れたのだと思います。
日本といえども、関東人の私が関西人の商圏で勝負するのは非常に困難でした。また、天津では現地での語学の壁に悩みましたが、ここまでくると大義をなすために無我夢中になっていました。販売先だけではなく、一般の釣り人や釣りインストラクターとの繋がりを大切にしてきたからこそ、悩んだときは逆に支えになっていただけたことも数多くあります。入社当初から今も変わらず「三方よし」が私の仕事のSTYLEです。

若者へのメッセージ

若いうちに仕事に関係のある事を自ら進んで経験すること。
読書の習慣を身に付けること。(特に道徳、歴史、社史)
若いうちに海外勤務を経験すること。