Okimoto Ruriko

沖本るり子

株式会社CHEERFUL 代表取締役 https://e-cheerful.co.jp/

略歴

広島県生まれ。江崎グリコ株式会社等を経て、管財商社に入社。業務改善・業務改革のプロジェクトマネジメントを行い、30代前半で取締役になる。リーダーとして組織をまとめながら経営に関わる中で、部下との行き違いや他部門との衝突などに頭を悩ませる。やがて会社は倒産。
「つぶれない会社づくりに必要なのは、円滑なコミュニケーションだ」と痛感し、「聞き手が内容をつかみやすい話し方」「聞き手が行動に移しやすい伝え方」を研究。その第一条件が「話を1分以内にまとめる」ことと気づく。
現在は「会議を活用した人財育成と組織改革」を柱に、企業向けコンサルタントや研修講師を務めており、台湾(労働部)主催の講演会でも登壇した。
「5分会議」®では、「立場上どんなにえらい人でも、意見はすべて1分以内にまとめる」ことを提唱。TBS系報道番組「Nスタ」で“プレゼンの達人”と紹介されたほか、「5分会議」®はRKB毎日放送「今日感テレビ」で紹介された。

著書に『リーダーは話を1分以内にまとめなさい』(中経出版)、『生産性アップ!短時間で成果が上がる「ミーティング」と「会議」』(明日香出版社)、『期待以上に人を動かす伝え方』(かんき出版)、『期待以上に部下が育つ高速会議』(かんき出版)、『人を動かしたければ1分以内で伝えろ!』(三笠書房)などがある。

現在の仕事についた経緯

1日12時間会議が連日の会社は対立ばかり。ストレスが原因の1つで体調を崩し、元気になってこれからというときに、3連休開けに会社に行ったら会社が倒産していました。
その時、私は取締役。売上が激減したわけでもなく、会社が倒産した理由が不明のまま再就職。
そこでも上司との対立から、私が本社東京への異動。東京では講演会なども多く、たまたま聴いた話がコミュニケーションでした。そしてなぜ、あの会社が倒産したのかやっと分かりました。それは、常に揉めてばかりの会議が原因でした。
そこで、会議を研究しているうちに、会議の活用の仕方を工夫すれば人も組織も成長できると考え、これを多くの人に伝えたいという思いで今の仕事に就きました。

仕事へのこだわり

理念にそって考えることです。
理念に反する仕事は、たとえ高額でも引き受けませんし、関わらないようにしています。

若者へのメッセージ

常にチャレンジを!
できるできないではなく、やりながらなんとかなるさ、でやってみましょう。
やってだめなら、人に教わったり助けてもらうことであきらめないことです。