Otoi Kei

音居 圭

留学アシスタント株式会社 CEO https://studyabroadces.com/

略歴

2011年に立命館大学へ入学。しかし1年後に中退し、2年間の宣教活動を経て2015年に渡米。
2018年にユタ州にあるBrigham Young UniversityのInformation Systemsを専攻で卒業。
卒業後、2019年から2年半日本のマイクロソフト社にてクラウドサービスのアプリケーション開発技術営業に従事。
現在は、米国ユタ州にあるBYU MBAに在籍する傍ら、留学支援事業やラーメン屋の代表取締役社長としても活躍。留学の情報をYouTube(留学兄さんケイ)中心に発信中。
「留学が当たり前な世界を創る」をミッションとして、すでに100名以上の留学生を輩出。

現在の仕事についた経緯

①好きなことをしているか
②得意なことをしているか
③社会のためになることをしているか
④時間の自由を与えてくれるか

これらの4つの軸をより高く満たしてくれるのが、現在独立して運営している留学アシスタント株式会社でした。新卒で入社したマイクロソフトをもちろん素晴らしい環境でしたが、4つの軸の観点からすると、少し物足りなさがありました。特に①②の自分だからこそ出せる価値が大事で、「音居さんだからお願いしました!」と言ってもらえる仕事、そして金銭的目途が立ったのもあり、独立を決意しました。

仕事へのこだわり

「自分のやりたいを素直にやる」これに尽きます。
私は立命館大学を辞めて海外の大学に行ったり、学生結婚して学生起業したり、またマイクロソフトを辞めて独立したりと、周りから「そんな良い環境を捨てて、もったいない」とよく言われてきました。ただ、私の中では、純粋に「これが自分のやりたいことだから」と行動してきただけです。
社会的な言葉で「成功者」として呼んでくださる方も最近は増えましたが、私にとってそこは重要ではなく、「自分が楽しめているか?自分の才能や時間を使って他の人を幸せにできているか」というのが私が仕事?(趣味)に対してこだわってきたことです。
もちろん私自身、結婚しているため家族や大切な人を養うっていうところで金銭的な側面を完全に無視してきたわけではありませんが、優先順位としてはかなり低いです。
自分のやりたいことを素直にやり続けていると、結果はどうであれ悔いは残らないと思っています。

若者へのメッセージ

シンプルに、同調圧力に負けないでほしいです。
特に日本はレールから外れることに対するストレスが非常に大きいと思っています。例えば私がサポートしている留学希望の学生さんもそうですが、様々なブロックがあります。親ブロック、先生ブロック、金銭的ブロック、実力的ブロック、思い込みブロックなど挙げればキリがありません。ただ、私が毎回学生さんに聞くことは「あなたは何がしたいの?」という質問です。
自分がやりたいと思ったことを素直に行動に移したときは、結果がどうなろうと後悔なんかありません。また私からしたら、学生さんはたとえ失敗してもリスクなんか全くゼロです。チャレンジした分どんどん返ってきます。本当に「ただ素直にやるだけ」です。
簡単に聞こえて、ほとんどの方ができていないことですが、同調圧力に負けずに一歩を踏み出してほしいなと思います。