Sakanishi Suguru

坂西 優

八楽株式会社 代表取締役 https://www.yarakuzen.com/

略歴

2002年に早稲田大学を卒業後、2002年6月に留学し、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)エクステンションコースにて会計学を修了。その後はニューヨークにて日本酒の営業を経験し、現地スタートアップ「Info-fresh.com」の立ち上げをリード。
2005年3月、米・ニューヨークでマーケティング代理店「Allon, Inc.」設立。
2009年5月に帰国し、八楽株式会社を創業。翻訳市場の可能性を感じ、一からサービスを立ち上げることを決意。
2015年8月には、ヤラクゼンの前身となるサービス「WorldJumper」の企画・開発・運用を経て、AI翻訳プラットフォーム「ヤラクゼン」のサービス提供を開始。
著書は「自動翻訳大全 終わらない英語の仕事が5分で片づく超英語術」(三才ブックス)。

現在の仕事についた経緯

大学卒業後にアメリカに留学し、ニューヨークでマーケティング会社を起業。主にウェブサイトのローカライゼーションやプロモーションを行っていました。
当時はアジア専門の広告代理店が増え、日本の広告代理店とアメリカ企業とを結ぶ仲介ビジネスの黎明期。多国籍な人々が行き交うニューヨークでアポなし営業を続け、日本の広告枠を売ってまわる中、何よりも感じたのは「言語の壁」でした。しかし英語に苦労しながらも、多種多様な人々との交流に大いに魅力を感じ、やがて「テクノロジーを使って、人々が多様な文化に触れられる社会を作りたい」という想いを持つようになりました。
そうした自身の経験をもとに生まれたのが、現在の八楽株式会社です。

仕事へのこだわり

八楽では、8つの価値観に基づいて仕事することをクレドとして掲げており、私もそれに沿って仕事を行っています。

1.Enjoy 楽しむ
日々の業務は、往々にして地味で目立たない仕事ばかりです。そのためどのような仕事でも意味づけし、協力してゲーミフィケーションを取り入れ、単調で退屈な仕事を楽しく進められるよう心がけています。

2.Grow 成長する
忍耐性や思いやりなど、仕事を通して「人間的成長」をしたいと考えています。
また、本を読む、人に聞く、オンライン学習を行う等、現在のポジションに関係なく常に新しいことを学び続けるようにしています。

3.Diversity 多様性
人種、年齢、性別などにとらわれず、個人の考え方やアイディアを尊重することを大切にしています。

4.Cooporation 協力
八楽では異なる価値観やバックグラウンドを持つ多様な社員が意見を出し合い、協力して成果につなげています。そのためには全員と1on1を設定し、一人ひとりの育った環境や背景をヒアリングする機会を重視しています。

5.Open オープン
他人である社員が相互に協力し合うためには「自己開示」が大切です。
経営状況はもちろん皆に伝えていますし、時には私自身が不安に感じることもオープンにしています。

6.Self-Discipline 自己規律
自由が増えるほど重要になるのが自己規律です。一人の人間として当然なことではありますが、常に意識するよう心がけています。

7.Free 自由な
良いクリエイティブやパフォーマンスを与えてくれる自由は、徹底した自己規律のもとにあることを忘れてはいけません。自由とは何かを理解し、規律を守る必要性があります。

8.Responsible 責任ある
私は会社のメンバー皆が、好きな時間に好きな場所で仕事をすればいいと思っています。しかし、自由と規律はセットです。自由には責任が伴うことを忘れてはいけません。

若者へのメッセージ

致命傷以外であれば、多少転んで傷を負っても前に進むことができます。
出る杭になることを恐れずに、新しい価値観を世の中に出し続けるようにしてください。

一般的に日本人は他人の顔色をうかがい過ぎで、出る杭になることを嫌う人が多いように感じます。けれども、失敗を恐れて最初の一歩を踏み出せないことは非常にもったいないです。誰でも必ず失敗します。失敗や挫折こそが成長のチャンス。自分に正直に、やりたいようにやることが大切です。

新しいことにチャレンジしなければ、間違うことも失敗することもしなくて済みます。しかし失敗しないことを第一に過ごしているだけでは、進歩も新しい発見も生み出せないのではないでしょうか。挑戦の回数が多ければ、それだけ失敗の数も多くなるのです。

私自身もたくさんの失敗を経験しましたし、今でも失敗することがあります。しかし、失敗しなければ手にできなかった成功体験をたくさん得ることができました。私自身も常に新たな挑戦を続け、困難に立ち向かっていきたいと思っています。