Sakuta Marco Akira

作田 マルコ聡

株式会社アルバコネクト 代表取締役社長 https://albaconnect.co.jp/

略歴

2000年イタリア生まれ。慶應義塾大学経済学部在学中。2025年卒業予定。日本、オーストラリアにて学生時代を過ごす。英語検定1級、SEO検定1級。2020年4月からITベンチャー企業(日本)にて1年間web制作事業、SNS広告運用事業に携わる。
2020年10月に株式会社アルバコネクトを設立。2021年3月より、株式会社ビーズインターナショナルの新規事業にPMとして参加。
現在は自社でWeb制作事業や広告運用事業、新規サービスとしてオンライン教育事業の立ち上げを行なっている。

現在の仕事についた経緯

慶應義塾大学入学直後、広告代理店にて働かせていただく機会があり(ここが現在急成長中なのですが)、そこでマーケティング全般からエンジニアリングまで、かなり幅広く経験させてもらったことが起業の原動力になっています。
学生起業というと、右も左もわからず起業するイメージが強いですが、自分は一通り経験したという自負があったので、割と堅調に起業した感じがしています。
元々昔から「マトリックス」などの映画をよく見ていて、エンジニア特有のシステマチックな取り組みが感覚的にカッコいいと思っていたのかもしれません(笑)。

仕事へのこだわり

スティーブ・ジョブスのスピーチで「コネクティング・ザ・ドッツ」という有名な言葉がありますが、自分は無意識的に昔から仕事においてこれを実践しています。
軌道修正を繰り返して点と点を繋げて結果を出すこと。情報の複雑化が進み過ぎている現代でビジネスを成功させるには、これが最も手っ取り早いのではないでしょうか。
ベンチャーは基本的に仮説ベースでしかないので、一定のレベルまで掘り下げたらあとは正直、運任せになってしまうことが多いです。
そのため、自分は打算しすぎないこと、精度の高い仮説を持ったらとにかく試行回数を増やすこと、そして試行速度を速められるように技術力を高めることを意識しています。
逆説的になってしまうのですが、仕事へのこだわりは、仮説に「こだわり過ぎないこと」かもしれません。

また、SONYの経営理念のうちに「客が欲しがっているものではなく、客のためになるものを作れ」という言葉があります。
これは顕在的な顧客のニーズを満たすものは既に市場に飽和していて、社会の変化が加速するにつれて生じる、まだ顧客も気づいていないソリューションを提供していくことが価値であるという考え方で、自分達も採用しています。
ToB/ToCに関わらず、自分達が目的とするものに対しての解決策がありふれていて、何がいいのかを取捨選択することが難しいのが現状です。
お客様のためになるプロダクトを作って、マーケティングの力で出会いを生み出すこと、これが今後の日本をリードしていく企業に必要なことだと考えていて、それをサポートすること、実際に形にしていくことが自分達の役割であると確信しています。

若者へのメッセージ

若者の力は、SNSの影響もあり、どんどん強くなっています。年功序列なんてものはもうなくなり、成果を出せる人がメキメキと頭角をあらわしています。
吸収力と柔軟性、ムーブメントに乗る勢いだけは僕たち若者世代が負けないポイントだと思いますし、今は0ベースで物事を始めるのなんて誰にだってできると思うのです。
なので、とにかく自分の人生の目標を立てたら最初の一歩を踏み出してみること、あとはひたすら学んで頭を使うこと、そして常に自分の忍耐力がわかった段階で、短期ではなく長期の目標に切り替えること。
まだまだ時間は無限にあると思っていいので、これを意識していってもらえると、ぶち上げることは誰にだってできる筈です。

まあ後は、後悔しないように早めに若者ならではの経験を積むことなのかなと思っています。自分もまだまだですが、やはり感覚が一周回ってる人はどこにでも顔を出していたりするもので、不思議なほど何でも知っていたりします。これは若い世代のバイタリティのある人達は誰でも意識することで変えていけるポイントなのではないかなと思います。
自分もまだまだ未知の領域に無限にチャレンジしていくつもりなので、一緒に今後の日本を盛り上げていきましょう!!