Sato Daisuke

佐藤 大輔

SVL合同会社 代表 https://www.svlllc.jp/

略歴

大学卒業後、WEB広告系ベンチャー会社へ入社。20代で起業する事を目標に、29歳の時、東京でIT企業を設立。その後、30代で個人投資家を経て大阪で投資会社を開業。同時に日本赤十字社の特別社員として慈善活動にも精力的に務める。

現在の仕事についた経緯

私の座右の銘に「時は金なり」があります。これは時間はお金と同じくらい大切だという意味ですが、何かを始める時、目標を達成しようとする時、必ずお金(資本)が必要となります。まずこれを作れない人には何の事業も始められません。お金を作るにはそれだけの努力と時間が必要であり、無駄にできないという事です。
アイディアがあれば無料でも有料並みのサービスを作る事ができます。これは努力ですが、かと言って時間を無駄にする事はできません。
私は試行錯誤を繰り返し、投資を職業に選ぶ事で効率よく結果を出す事に成功しました。

仕事へのこだわり

私の仕事へのこだわりは、まず社会に出てから一貫して経営者か投資家になる事、または両方です。
20代の時にとある経営者から「どんなに出世しても雇われているうちは月給100万はなかなか超えられない。200万、300万以上稼ぐなら社長にならないと。」と言われました。これが私の独立したいと思ったキッカケです。
そして私はよく脳のデジタル化が必要だと提言しています。ITバブルのあった頃から現在に至り、いわゆるオジサンのアナログ脳と若者のデジタル脳では明らかに作業効率が違います。
かと言って厳しい時代を生き抜いてきたオジサン世代の強固なメンタルは今の若者にはありません。長年キャッシュレスを推奨しているにも関わらず未だに現金でないとランチを食べられないお店が沢山あります。その一方で2022年11月に世界人口は80億人を超え、2025年にはAIの知能が人間を超えると言われ、多数の人工衛星によるリアルタイムで世界中を視聴可能なGoogleストリートビューのようなモノも可能になる時代です。
メタバース(3DCG)でもう一つの地球を作り、その中で生活する時代も、イーロンマスクの火星移住を可能とするユニバースも、ワクワクする期待でしかありませんが、このアナログとデジタル、現実と仮想の融合された今をけん引し、次のステップを見据える事が必要だと思います。
このワクワク感や期待感がなければ、仕事や起業をする原動力がなくなってしまう気がします。

若者へのメッセージ

経営者になって想う事は、結果として、自分のやっている事の社会に対する生きがい、やりがいが必要だという事です。つまり、社会から感謝されるサービスを提供できない会社は長く存続できないという事です。
感謝されるサービスと言うと、対価(お金)が発生している時点でその金額設定にとても迷ってしまう、そのサービスが見合っているのか悩んでしまうという極地に私は至ってしまいました。
投資家という立場で寄付活動を持続的に続ける事でサステナビリティに役立てる、エンジェル投資という形で社会に感謝されるサービスを提供できる人たちの力になれる、そして社会的意義や会社を経営していく意義を見出す事ができるという考えに至りました。
お金は確かに大事です。でもその先の使い道、やりがい、生きがいを持つ事が、どんな仕事をする上でも長く続けていくモチベーションになると私は信じています。