Sato Kosei

佐藤航成

AIC株式会社 代表取締役社長 https://aiccorp.co.jp/

略歴

高校3年時に事業家を志し、高校を中退。高校生の時からプログラミングを行っていたこともあり、個人で受託開発を始める。そこから、20歳でAIC株式会社を設立。

現在の仕事についた経緯

学生時代にいじめで転校していて、友達が出来ず、大変な時期を過ごしました。コンピュータは入力した通りに出力してくれるので、ある意味裏切りません。そこがコンピュータとの出会いです。
私は、自らの存在意義を深く問うようになり、悶々とした学生生活を送っていました。高校生の時、ジュンク堂に行き、払えもしないクレジットカードを使い大量に本を買い漁りました。何枚か使ったので、50万円分ほどだったと思います。
リクルートの江副さんやソフトバンクの孫さん、日本電産の永守さん、サイバーエージェントの藤田さんの本があり、徒手空拳で偉大な企業を作ろうとしていて、実際まだその過程であっても作り続けているということに感激し、存在証明となりました。
人間は鳥が飛んでいるのを見て、飛行機を作ったのです。存在証明があると、人間の脳はそれに合わせて回路を作ると思います。
「僕の時代で戦うテーマは何か」、「インターネットの次に主体となる情報技術は何か」を考えた結果がAIだったのです。

仕事へのこだわり

こだわりは、コアバリューに忠実に、という事です。
1. コアバリューに忠実に 
2. 1を必ず守る

これが僕のスタイルです。時代の変化や技術の進化であらゆるものはもの凄く変化していきます。しかし、不変なものがあると思うわけです。それが理念と呼ばれるものです。これは、不変でなければいけないと信じています。

若者へのメッセージ

自分が21歳と若者なので、これはこれから一緒に働く人たちに送ろうと思います。
僕と同い年の人たちは、大学4年生です。ほとんどの人は、既に就職先が決まっていると思います。学生と社会人では、ルールが全く異なります。学生時代は確かな実力を確信していても、社会に出ると挫けてしまう人はたくさんいます。それでも、必ず諦めないという意思が重要だと思います。

僕の肌感では、競争を好む人が減ったな、と思っています。平和に穏やかに生きていこうという若い人が多いというのが印象です。僕は、競争をとことん好むタイプの人間ですので、横並びというのがもどかしくてしょうがないんですね。

歳をとると、責任が生じてきます。結婚して、パートナーが出来たら、子供ができ、親としての責任、社会人としての責任を果たす必要が出てきます。その中で、生き抜いていかないといけないのです。ですから、自分の生きる意味、働く意味を明確にして、その意味を創り上げていくことが「仕事をする」ということなんだと思います。

これから、大変なことがたくさんあると思いますが、一緒に勝ち抜いていきましょう!