Sawato Kazuo

澤登 和夫

株式会社ありがトン 代表 うつ専門カウンセラー https://arigaton.com/

略歴

うつ専門カウンセラー、講演家。
1974年3月29日生、千葉県佐倉市在住。早稲田大学政治経済学部出身。
サラリーマン時代に過労と心労がきっかけで重度のうつ病になり5年半のうつ生活を送る。一番ひどい時にはマンションの最上階から飛び降りたことも。奇跡的に生還したものの今度は体が蝕まれ、難病の潰瘍性大腸炎で大腸全摘出。
生きる希望もなかったが今の自分を受け入れ等身大で生きることで少しずつ回復。元気になったのち「以前の自分と同じように苦しんでいる人の力になりたい」と2008年、うつ専門カウンセラーとして起業。
現在は、その人本来の輝きを解き放って生きる人が増えるために「毎月100名無料カウンセリング」を実施。また、講演家としては全国の自治体が主催する自殺対策他の講演依頼が年間約50回。
著書に「ありがトン(サンマーク出版)」、「人生をやめたいと思ったとき読む本(東洋経済新報社)」、「自殺者3万人を救え!−”命”みんなで守る社会戦略(NHK出版:共著)」。
「生活ほっとモーニング」「日本の、これから」などNHKの番組に10回以上出演したり日本経済新聞、朝日新聞などメディア多数。
4歳の男子のパパ。趣味は歩くことで、歩いて千葉県一周したことも。

現在の仕事についた経緯

自分自身がサラリーマン時代に5年半の重度のうつ病を経験したことが何より大きなきっかけです。
生きる希望もなくマンションの最上階から飛び降りてしまいましたが骨折だけですみまた生きることに。しかし今度は難病の潰瘍性大腸炎で大腸全摘出と心身ともにひどい状態に。自分を変えようともがき苦しんだ5年半でしたが最終的には「いいも悪いも含めてこの自分と生きていこう」とある意味割り切って背伸びせず生きるようにしたらうつから解放されていきました。
その時は会社も辞めていたので思いきって「自分の経験を活かして過去の自分と同じような人の力になりたい」と、うつ専門カウンセラーとして起業しました。

仕事へのこだわり

「感じる、選択する、引き受ける」の3つをとにかく大事にしています。

「感じる」は、「今、自分が何を感じるていのか」ということです。
周りの人ばかり意識して生きていると感じるセンサーが弱ってしまいます。そこで自分に集中して自分の感じるセンサーの感度を高めていくことがとても大事です。

「選択する」は、自分が感じたことをメインに主体的に次の一歩を決めていくことです。
頭の中で考えているだけではあまり変わっていきません。ただ、よく「動く」ことが大事と言いますが、場合によってはあえて「動かない(ずっとやっていたことをやめる)」というのも立派な選択なのであえて「選択する」という言葉を使っています。

「引き受ける」は自分が選択した結果に自分で責任を持つということです。
他人や社会のせいにせずに、自分で主体的に決めたこととして自分として受け止めます。もちろん自分の選択がうまくいかないこともあれば、人が思うように動いてくれないこともあります。それでも他者のせいではなく自分の課題として捉えていけばそれは次に活きるし感覚センサーの感度も高まっていくので、次回はうまくいく可能性が高くなっていきます。

この「感じる、選択する、引き受ける」を何度も回していくことが、自分が気持ちよく生きることにつながり、新たなビジョン実現にもつながっていきます。

若者へのメッセージ

伝えたいことはたった一つです。
ただただ思うままに進んでください。
あなたが思うことは生半可なものではありません。
自分自身から湧き上がったことってものすごく尊いものなのです。
誰が何を言おうと、自分が感じたままに進めば大丈夫。
うまくいかなかろうが、自分を信じて自分とともに進んでいけば大丈夫。
大丈夫、ちゃんと味方が現れるから。
大丈夫、ちゃんとお金も後からついてくるから。
大丈夫、自分は人生最強のパートナー。
ただただ思うままに進んでいこう。