13年前に、父子家庭となってからは派遣や日雇いなど苦労の絶えない日々を経験し、広告代理店でのデザインやロケーションコーディネーター等、多岐に渡る経験をしました。
中でも障がい者の方向けの介護サービス事業には絶えず衝撃を受け『優生思想』に於ける社会の在り方について深く考えさせられました。
その後、息子の将来を考え親子でフォトグラファーへの弟子入りをし、芸能界で働く人々の輝きに衝撃を受けて芸能プロダクションを経営。自らプロデュースする楽曲を提供しつつ、新人タレント養成スクール等を開催しましたが、新型コロナの影響を受けイベント等の企画は全て封鎖され、経営難と共に転機を迎えます。
副業コミュニティでの問い合わせ対応などの管理統括経験を経て、そこで出会った仲間と共に現在の会社を設立するに至りました。
私自身、若い時代にHarley-Davidsonに跨り、キャンプをしながら日本縦断した経験から、世界の近い未来に訪れようとしている食糧難や物資不足というサバイバル時代を皆様と共に乗り切る対策の一手となれば…という想いも併せて、アウトドアブランドを事業体として選びました。
現在の仕事についた経緯
仕事へのこだわり
「互いの繁栄を互いの喜びとして共創する世界へ」をテーマに日本発のアウトドアブランドの創立に向けて共創パートナー様を探索しております。
このコロナ禍においてイベント業界は廃れ、社会にとって必要な事業は何なのか厳しく問われる時代となりました。医療従事者や重責を担う方やそのご家族ほど、楽しむ場を失い、有事の際には重責を問われ易い時代となりました。
そのような方に向けても休日や息抜きの場で、楽しく過ごせる世の中を提供していけるような商品の企画生産とセレクトを心がけ、心から愛用していただけるように、ピックアップをして参ります。
また、日本の自給率の低さから今後の国内の食糧難や物資不足を懸念し、事態が暗礁に乗り上げてしまう前に、国内の自給率向上と国民の意識向上、世界からの日本への意識改善を目指して参りたいと考えています。
弊社取締役の一人はカンボジアでの日本語学校運営なども行っており、日本と世界との新たな関わり方の拡大と模索も行って参ります。円安のこの事態をどう乗り越えるのか、このプロジェクトには多くの企業様との共創が不可欠となります。
過去の歴史を振り返ってみても戦争や疫病など広がる時代ではヒトとヒトがどのように繋がっていくべきなのか、時代に問われているのではないだろうかと考えています。アウトドアブランドは多様性のある事業体だと考えます。
医療/教育/貿易/アート/SDGsなど様々な取り組みが可能である中で、災害時、有事の際など国政だけに頼らず助け合える社会を創り上げておくべきだと思います。
そして若い世代の新たな価値観を迎えて新時代の幕開けとするべく、皆様と夢のある国を創造したいと常々願っています。
若者へのメッセージ
現代の若い層の方々はとても優秀な方が多く感じられます。大きな地震や自然災害、不景気、そして疫病による辛い経験を経た若い世代の中には、それでも強く立ち上がらんとする信念や智慧すら計り知れない物も感じます。
近年はSNSやアプリなどの普及によりひと昔前と比べても、より自分自身をプロデュースする力が問われる中でも進化を続けている世代と言えるのではないでしょうか。
本来であれば我々のような世代が彼らに向けて明るい社会を残すべき所ですが、戦争や国際情勢も含め中々良い結果を与えられていないと感じます。若い方々にはこれから先の長い人生の中、自然との触れ合いも忘れず自らの生きる道を自問自答して頂ければと切に願います。
目に映る世界が全てではなく、互いに手を取り合いより良き世界をつくることを共に目指して頂きたいと思います。