Shibata Chika

柴田 千華

社会保険労務士法人松本 代表社会保険労務士 一般社団法人中小企業労働保険協会 代表理事 https://m-sr.or.jp/

略歴

事業会社にてクライアント研修及び社内の新人研修、職種別研修等の企画立案・講師を担当。支店開設時のインストラクター育成など、現場教育にも従事。その後IT系ベンチャー企業の管理部長として会社の仕組み作り、新サービスの開発に携わる。現在は全国に1000社以上のクライアントを持つ税理士法人に併設する社会保険労務士法人の代表として、大小様々な企業の労務管理のサポートを行っている。

現在の仕事についた経緯

人と関わる仕事が好きだったというのが1番の理由でしょうか。
私が社会に出た頃は、女性は結婚したら退職する、子供ができたら退職する、というのが当たり前の時代でした。私も主人の転勤で一旦仕事を辞めて、主人の海外赴任に帯同する道を選びました。
子供が少しずつ成長するにつれ、自分の人生を考えるようになった頃、知人から立ち上げて数年のベンチャー企業へのお誘いがあり、もう一度社会に出て仕事がしたい、人と関わっていきたいと思うようになりました。
元々はIT企業で勤務していたこともあり、ソフト開発会社、サーバ管理やドメイン・SSLを扱う企業に勤務しましたが、最後は「人」に関わる仕事に落ち着きました。
AIが発展しても、人にしかできない仕事があります。これからも企業の継続的な成長に必要な「人」と関わっていきたいと思っています。

仕事へのこだわり

20代の頃は何でも挑戦してみたい、という思いが強かったと思います。プログラムのロジックが分からなかった時は、兎に角何度も何度も試していました。今は小学生もプログラミングを学ぶようになったようですが、プログラムの考え方は必要だと考えて新人研修に導入したり、いろいろなことにトライしたりしました。トライさせていただけた環境にはとても感謝しています。
沢山失敗もしましたが、仕事をする上での人との関わり方についても沢山勉強させてもらいました。1日の中で仕事をしている時間は、多くの割合を締めています。この時間を有意義な時間にしたい、自分の成長の時間にしたい、この思いは20代の頃と年齢を重ねた今も変わりません。

若者へのメッセージ

自分はツイている、と思って、目の前のことに一生懸命トライしてみてください。
当事務所には、士業事務所未経験の20代30代の方が沢山います。私はその方達の今までの経験を財産だと思っています。私が経験したことの無い業種を経験してきた彼ら彼女らから学ぶことが沢山あります。
与えてもらったチャンスを当たり前だと思わず、トライできることに「ありがとう」の気持ちを持って挑戦したら、得られるものが沢山あると思います。
私がパソコンやネットワークに携わったのは、自分の希望ではありませんでした。でも、今事務所のスタッフとDX化を進めるにあたり、多くのアイデアが出せるのは、その時の経験があるからです。
仕事の中に何か楽しみを見つけてみてください。今までとは少し違う自分が見えてくるかもしれません。