茨城県畳職業訓練校卒業。卒業後は家業である畳屋の3代目として畳の道に入りました。5年前に、折り畳んで持ち運べて外でも使えるTATAMITATAMIを開発。商品化をし、最近ではmakuakeさんにてクラウドファンディングをさせて頂きました。
略歴
現在の仕事についた経緯
経緯は正直言うと曖昧で、ただ自分の家が畳屋をしており後を継いだ方がいいのかなと考えていました。それから、畳職業訓練校に入り、畳の面白さや歴史の深さなどを学んでいくうちに、畳の凄さを知りました。
そこからは、畳の技術を習得するために必死に畳と向き合い、今があると思っています。
仕事へのこだわり
畳の歴史は古く、平安時代からと言われております。今のような厚みのある畳などはなく、ござのように薄く、丸めて持ち運びができるような物だったようです。
畳の厚みは当時の位を表し、偉い人が座る畳が厚みのある畳として生まれました。私はたくさんのご縁があり、新商品のTATAMITATAMIを作る事ができました。型や使い方は違えど、畳のルーツである畳んで持ち運べる畳を現代の姿として開発いたしました。
畳む(たたむ)と言う漢字は畳(たたみ)と書きます。畳む畳でTATAMITATAMIです!
私は微力ながら、畳の新しい使い方、新しい畳の時代を作っていきたいと思っています。
この世に1帖でも多く畳を残して行きたいです。それが畳職人としての使命だと思っています。
若者へのメッセージ
どんな仕事でもいいです。手に職をつける仕事は、本当に素晴らしいと思います。自分の手でモノが生まれ、使う人に喜ばれる。
なんでもいいので、自分の得意なことを探して仕事にしてみてはいかがでしょうか。