Shimizu Hiroyuki

清水 弘幸

アットマーク・コンサルティング合同会社 代表社員 https://at-consul.com/

略歴

1985年、静岡大学大学院電子工学専攻修士課程を修了し、横河・ヒューレット・パッカード株式会社(現キーサイトテクノロジー株式会社)に入社。精密電子計測器の設計開発、顧客サポートに従事。マーケティングに異動後は、海外営業からも“技術の判る営業サポート”として信頼を得る。
2009年に退社して中小測定器メーカーに勤務中、中小企業診断士の資格を取得し、2016年に独立。現在は、技術・マーケティングから企業経営の知見を活かした経営コンサルタントとして製造業を中心に支援している。
著書:「令和時代を生き抜く中小零細製造業のための成長戦略と新製品開発の秘訣30」(セルバ出版)

現在の仕事についた経緯

もともと手を動かしてモノを作るのが好きだったのですが、プロマネをしていた時に、メンバーの成長に自分が貢献できるのがとても楽しいという感覚を持っていました。
リーマンショックもあって退職し、半年以上の求職活動を経て中小企業に勤務していた時、定年後のセカンドキャリアを意識するようになりました。
また、「技術者がもっと報われるべきで、そのためには開発製品が売れて会社が良くならないといけない」ということを実感し、人・企業の成長に貢献できるコンサルタントとなることを決意しました。

仕事へのこだわり

コンサルタントとしては、自信と誇りはもちろんですが、謙虚さを忘れず、常にクライアントにより添い、本当はどうなれば良いのかを考えるようにしています。
中小企業では“判っていてもできない”ことが多いので、単なるアドバイスに留まらず、最初の壁を低くして、私自身も一緒になって進めることで、実践できることと改善を実感してもらい、信頼を得ることが大事だと思っています。
また、いろいろな改善はなかなか継続が難しいのですが、私自身が粘り強い(諦めが悪い?)こともあり、定着するまでしつこく言うようにしています。

若者へのメッセージ

いろんなことにチャレンジして、たくさん失敗してみて下さい。
なかなかチャレンジや失敗が許されにくくなっていますが、身をもって経験し、失敗しても(成功してもですが)、振り返ることで、のちのちの財産になります。
思いついたアイディアがあれば、考え込み過ぎず、恐れず実行してみるようにして下さい。
あの失敗、あのつらい時も、あの経験があって良かったと笑って話せる時が必ず来ます。