Shimotaya Takeshi

下田屋 毅

一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会 代表理事 https://foodmadegood.jp/

略歴

日本と欧州とのCSR/サステナビリティの懸け橋となるべくSustainavision Ltd.を2010年英国に設立。ロンドンに拠点を置き、日本企業に対してCSR/サステナビリティに関する研修、関連リサーチを実施。2012年より「英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー資格講習」を日本にて定期開催。
2017年一般社団法人ザ・グローバル・アライアンス・フォー・サステイナブル・サプライチェーン(アスク)を日本にて設立。日本企業のサプライチェーン上の人権、労働問題、環境問題の課題解決に向けた取り組みを海外のイニシアティブとの連携を行いながら進めた(2022年4月代表理事退任)。
2018年3月、英国サステイナブル・レストラン協会との提携により一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会を日本に設立。飲食店・レストランのサステナビリティを向上さ、消費者の意識改革を行うとともに、フードシステムをより良い状態へとシフトするための活動に取り組んでいる。
英国イースト・アングリア大学環境科学修士、英国ランカスター大学MBA修了。講演執筆多数。

現在の仕事についた経緯

1991年大手重工メーカーに入社し、工場管理部にて人事・総務・採用・教育・給与・労使交渉・労働安全衛生などを担当しました。特に工場の労働安全衛生主担当として、1997年「安全衛生内部監査制度」を企画・導入。その後、環境ビジネス(再生可能エネルギー/R.P.F.製造)新規事業会社立上げ後、2007年に渡英しました。
環境ビジネスの会社を起業すべく英国イースト・アングリア大学環境科学修士と英国ランカスター大学MBAを修了。2010年12月、今までの職務経歴と自分の関心事から、環境よりも幅広く企業の取り組みが必要とされているCSR/サステナビリティについてのリサーチ・コンサルティング会社であるSustainavisionltdを起業。欧州と日本のCSR/サステナビリティの橋渡しを行い、現在に至ります。

仕事へのこだわり

新入社員として入社した工場管理部では、人事・総務・採用・教育・給与・労使交渉・労働安全衛生などを担当、約500人規模の工場の事務技術職、現業職、子会社、協力企業の方々など工場にいる全ての人達に分け隔てなく接すること、またそれぞれ個人を尊重し、真摯に誠実に親密に交流することを大切にして仕事を行ってまいりました。また環境ビジネス会社の立ち上げの際には、人と人との連携を大切にし、協力を相互に行えるネットワークを構築することができましたが、これはgive and takeならぬ、give and giveの精神を持つことにより進めることができたと考えています。
渡英後においては、周りの声などを気にせず、自分のことは全て自分で責任を持って決断をしてきました。そして自分で決断をすることによって、さらに自分の進めていきたい方向性へと道が拓けていくことを体験することができたと考えています。
英国をベースに起業したことから、自分の活動範囲がグローバルとなり、欧州他の人々との連携を行いながら現在も仕事を行うことができていることに日々感謝しています。

若者へのメッセージ

何歳からでも人生を変えることができます。思い立った時がその時です。私は40歳の時の英国留学を契機に人生が大きく変化しました。
自分が主役の自分の人生です。周りの声を気にせずに、自分の声に耳を傾けて、自分の直感を信じて行動するようにしてください。
自分で自分の行動を決めることによって、周りのサポートも行われるようになります。そして自分の行きたい方向の道が拓けていきます。
まず行動を起こすところから始まりますので、自分の進むべき道を決めて、行動を起こし、そして道を切り拓いていってください。皆さんの人生がより充実した稔りあるものとなるよう祈念しています。