Shinano Takumi

信濃 拓実

株式会社Crowd Moove 代表取締役 https://crowd-moove.jp/

略歴

立教大学卒業。メガベンチャーを中心に営業・マネジメント・人事の3つの軸で経験を積み、その後スタートアップ企業を中心に採用戦略の設計・組織構築・営業支援を中心に行う。

あらゆる固定概念や社会常識を革新しユニークで創造的な社会を創ることを目的として、株式会社Crowd Mooveを創業。
現在は複数の事業を立ち上げ、事業拡大に奮闘中。

現在の仕事についた経緯

メガベンチャー2社・スタートアップ6社を経験し、自分が創りたい世界を実現するためには、ビジョンにぴったりな会社を探すよりも自ら作り上げる方が効率的で、オーナーシップを発揮できると思い創業を決断しました。

また、現在の日本では就職をすること(もっというと大手企業への就職を目指すこと)が一般的な価値観として存在していると、個人的に感じています。それ自体は全く悪いと思ってはいません。しかし、選択肢はもっと広く柔軟であるべきだと感じました。

人にはそれぞれ固有の価値観や実現したいこと・感情や好き嫌いがあるはずです。しかし、今の世の中は「正解は何か」「常識は何か」「周囲の人にどう思われるか」に捉われてしまいやすい、そんな雰囲気や慣習が多少なりとも残ってしまっていると感じています。

固有のの価値観や考え方、それを実現する手段の選択はもっと自由で・柔軟であるべきだと考えています。

AIや他人では模倣できない、一人一人の独自の考えや価値観である「ユニークさ」を失わず、形にしていく世の中にしたいと考えています。

仕事へのこだわり

大きく3つあります。

1つ目に「ユニークな職人であれ」という言葉を大事にしています。
これはマッキンゼーの社内で使われていた言葉のようですが、この言葉に出会ってから、仕事に対して徹底して、妥協せずにとことん突き詰めていく“職人”のような姿勢と、かといって気難しい性格ではなく、気さくで話しかけやすい、面白い発想や考え方や趣味を持つ“ユニークさ”を大事にしています。

“職人ユニークさ”は、“真剣さ遊び心”と言い換えることもできます。一見相反するイメージがありますが、両面の性質を持ち仕事に取り組める人は、私にとって魅力的だと感じますし、そう在りたいと考えています。

2つ目に、「自分の意志で決断する」ことを大事にしています。
もちろん、独りよがりにならないようチームのメンバーの意見を積極的に聞くよう心がけつつ、決断のタイミングでは、他者の声を踏まえた自分の意見を選ぶようにしています。常に「最終的には自分が意思決定したという状態」を作ることで、「あの人が言ったから」と他責にする要素を排除し、100%の責任を持って取り組むことが大事だと考えています。当事者意識に近いと思います。

3つ目に、「常にハングリーであること」を大事にしています。
これまでに自分よりもすごい人にたくさん会ってきました。経営者としての実績や経験少ない今の私にとってそれは当然のことです。
少しの期間だとしても、よい成果が出るとそのことを忘れてしまうことがあります。その瞬間、成長が止まります。
だからこそ慢心することなく「まだまだ不十分だ、もっとできる」という気持ちを常に持ち続け、毎日新しいことをインプットし、実行・検証・改善を重ねています。

若者へのメッセージ

私もまさに若者ですから、ぜひ一緒にユニークで創造的な世の中を創っていきましょう!

Z世代と括られていたり、今の若者についての話題が多少なりとも出ている現在。
私たちの独自の考え方や価値観が先輩方の世代とは異なっていることを意味しています。

価値観や考え方・成し遂げたいことなど、個人の気持ちに正解はなく、安易に迎合するべきではありません。
それぞれの持つユニークな特性の化学反応が、新たな概念を生み出しイノベーションを起こすと私は考えます。
ユニークに、まっすぐに、柔軟に選択ができる雰囲気や制度を一緒に創っていけたら嬉しいです。

世の中で当たり前になっているもの・提供されている価値(今の自動車やスマートフォンなど)も、最初はスタートアップです。
新しいモノを創り出し、初めは異端だと揶揄されていたモノが、周囲を巻き込み、ムーブメントを起こしてきました。

新しい価値を作るのに、周りからの評価や自信は一切必要なく、自分の思いに正直に貫き続けるある種の「まっすぐなわがままさ」こそが未来のムーブメントを創っていくと考えています。

弊社は創業時から大きなメッセージを打ち出しておりますが、まだまだそれに見合った実績を残せていません。これからです。

引き続き全力でビジョンの実現・事業拡大に努めます。