Shinkai Hideaki

真海英明

株式会社アロマンス PRESIDENT https://hayama-aromance.jp/

略歴

西南学院大学卒業後、日本・フランス・アメリカ・イタリアのファッション企業で、ブランディング、マーケティング、様々なブランドやプロジェクト導入に従事してきました。そこで経験して学んだことは「感性」専攻型のブランディングスタイル、つまり「感性」でブランドをクリエイトして「ロジカル」に経営を行う技術です。
その後2010年 ブランディングコンサルタント会社を立ち上げて様々な分野(衣食住・教育・農業)でコンサルタントを行いました。ここでは多くの企業や個人に、経営資源中、特に「歴史」の中に魅力となる原石があることを伝えました。その後フランスのライフスタイルブランドを日本に導入するコンサルタント企業を経て、2021年10月、新しいチェレンジとして株式会社アロマンス(香りを軸としたライフスタイル提案企業)を設立しました。
2022年3月 湘南葉山をベースとするブランド「HAYAMA AROMANCE」をスタートさせて、現在ブランディング活動を行なっています。

現在の仕事についた経緯

現代はAIが主体のロジカル思考時代です。人間の五感の中で「香り」(嗅覚)はAIでは表現できない「感性」的な 要素が高い分野だと思います。ロジカル思考の共通解答しかない価値観ではなく、本来人間が持つ個の「感性」。つまり表現も感じ方もそれぞれ異なる多様性を認め合う世界が「香り」の本質だと思うのです。
ロジカルな世界に対する一つのアンチテーゼであり、人がお互いの「感性」を尊重できる「香り」の世界は重要だと思うからです。

仕事へのこだわり

自分にとって仕事のこだわりは「誠意」を持って行動するという事です。日本のアパレル企業で、百貨店のルートセールスから生産管理、ブランドMD,新規開発事業と経験してきました。その後、LVMH、HARLEY DAVIDOSON、LUXOTTICAとフランス・アメリカ・イタリアの企業でさまざまなブランドに出会い、プロジェクトに参加してきました。
そしてブランディングのコンサルタント会社を設立し、多くの海外や日本のブランドのコンサルタントを行なってきました。今はまた新しい「香り」のビジネスに挑戦しているわけです。
この中で最も大切なのは「人脈」でした。ビジネスの世界は沢山の出会いがあり別れがある訳ですが、今の自分を支えてくれたのは「人脈」だと思います。そしてその「人脈」を作るには国籍は関係なく「信頼関係の構築」に他ありません。ビジネス上の相手の信頼を大切にするという事です。そのためには「誠意」を持って行動するという事に行き着きます。信頼関係ができた友人は30年以上たっても色合わせる事なく幅広い関係のネットワーク情報を構築できます。それは自分にとっての大きな見えない財産なのです。

若者へのメッセージ

固定概念を破って果敢に「挑戦」して頂きたいと思います。
与えられた道ではなく切り開いて自分の道を探してほしいと思います。
現代はITの技術で世界中の情報を掴むことができます。それを鵜呑みにせずに「情報」として捉え自分の目で確かめることが重要です。自分自身の考えを持って「世の中基準」ではなく「自分基準」の価値観を持って頂きたいです。その中でINNOVATIONのアイデアが生まれるからです。STEVE JOBS、DYSON、RICHARD BRONSON、大きなINNOVATIONを起こした彼らは全て変人扱いされたりしましたが「自分だけの価値観」を持っていた人たちです。
素晴らしいINNOVATIONを期待しています。