Shirotani Koichi

城谷 晃一

株式会社ニーズエクスプローラ 代表取締役 https://needs-explorer.co.jp/

略歴

大学卒業後、富士通株式会社に入社。通信部門の生産管理を担当、米国留学と米国駐在を経験。2005年に知財部門に異動。知財戦略立案、訴訟/交渉、出願支援を担当。知財業務の変革(コスト削減)、社内知財教育、JIPA人材育成委員会の小委員長(海外知財要員育成プログラム作成)。
2019年3月、38年勤務した富士通を退社。2019年6月にニーズエクスプローラ社を立上げ。AIに興味を持ち、知財で活かせる道は無いかと自ら試行錯誤し、今回の仕組みを考案。「With・Afterコロナで生まれた新しい潜在・将来ニーズの発掘と新製品開発への応用」(技術情報協会)へ寄稿など。

現在の仕事についた経緯

ニーズエクスプローラ社は、ものづくり日本が長年苦労して蓄積してきた技術やノウハウの新たな事業活用の道を見つけ出す方法について研究してまいりました。
そして、特許ビッグデータとAIを組合わせることで、技術の新たな活用課題としての「原石」を膨大な特許の海から見つけ出し、原石を「尖った具体的ニーズ」に磨きあげることができるようになりました。
この新アプローチを使い、企業の持つ強みの技術やノウハウの新事業への活用の道を見つけ出すお手伝いができれば、次世代の幸せな社会作りに貢献できるのではないかと考えています。

仕事へのこだわり

私が会社に入社した1980年代は、身近に「業界世界一」の会社や「世界最大、最高速」の技術が沢山ありましたが、これが最近はかなり減ってしまい、とても残念な思いをしています。
また、AIの応用などでは、世界レベルから周回遅れなどと揶揄されるほど、遅れをとってしまっているのではないでしょうか。この事態に対し、少しでも自分たちで何か貢献できることは無いかと常に考えてきました。

若者へのメッセージ

失敗を恐れずに、どんどん新しい事にチャレンジしよう。誰にでも自分が得意な事は必ずあります。これを見つけ、気づき、活かしていけばきっと成功します。
また、目標とする事業で成功した人に会いに行きましょう。キチンと理由を言えば会ってアドバイスしてくれる人は多いです。チャレンジしましょう!!