Shoji Yuichi

小路 雄一

小路法律事務所 弁護士 https://shoji-lawoffice.com/

略歴

首都大学東京(現:東京都立大学)法科大学院卒業。司法試験合格後、東京都内の法律事務所に3年弱勤務。その後、2020年11月に独立開業。2020年12月に社会保険労務士の資格取得。現在は、個人・法人問わず、幅広い事件を多数取扱う。

現在の仕事についた経緯

高校3年生の時にテレビである事件の弁護団の記者会見を見ました。当時は「なぜ犯罪を行った人を弁護しているのか」等いろいろと疑問を持ちました。もちろん、現在は法曹三者各々の役割があり、理解できる部分もあります。そんなことがきっかけで法曹界に興味を持つようになりました。
大学では法学部に所属し、その後、法科大学院に進学しました。最初は検察官を目指そうと考えていたのですが、司法試験に合格後、司法修習で配属された弁護士の先生と一緒に仕事をさせていただく中で、弁護士という職業にやりがいを感じるようになり、最終的に弁護士の道に進むことを決めました。

仕事へのこだわり

ご相談の際はコミュニケーションを大切に、親身になって話を聞くことを1番に心がけています。弁護士に相談するというのは一生に一度あるかないかだと思います。また、法律事務所は「敷居が高そう」「怖そう」というイメージをお持ちの方も多いので、まずはそのイメージを払拭しなければ本音でお話いただけないと思っています。
ご相談者様がどうしたいのかをヒアリングするのですが、もしかしたら後ろめたさがあって隠していることもあるかもしれないので、本音を話していただけるよう、親身に寄り添ってお話を聞かせていただきます。
「そもそもこんな相談を弁護士にしていいのか分からなくて…」と仰られる方をよく見ますが、実際に相談してみないと分からないこともあり、本当は弁護士に相談しないといけない内容のことだった、ということもあります。まずは、気軽に相談してほしいですね。

また、弁護士の対応方法としては、交渉・話し合いと訴訟に大きく分かれると思います。実は交渉によって話がまとまった方が、金銭的な部分でメリットがあります。訴訟になると裁判で長期戦になってしまうこともあるため、精神的な負担も大きいので、極力交渉・話し合いで進め、訴訟にならない段階での円満な解決を目指しています。これまで対応した案件の9割以上が、交渉・話合いで解決しています。

そして、迅速な対応とフットワークの軽さも私は意識しています。頻繫に連絡を取り合ったり、迅速に対応することで、安心感を持っていただけるので、迅速な対応をするよう心がけています。呼ばれたら北海道から九州まで日帰りで対応することもあり、フットワークの軽さは弁護士の中でも上位に位置しているのではないかと思っています。

若者へのメッセージ

とにかく、何事にも積極的に行動し、挑戦することが重要かと思います。不安や失敗を恐れたりすることで、本当は興味があっても、または、やりたくてもできないで結局逃げてしまうことは人間誰でも一度や二度はあると思います。
でも、やってみないと失敗するかなんて分からないですよね。興味があってやってみたけど、自分が思っていたことと違ったことだって当然ありますよね。そういう意味でも、やってみないと分からないんです。何も始まりません。若いからこそ、失敗したっていいんです。
今後の日本の将来は、若者にかかっていると思っています。企業においても、時代の変化に対応できないと発展は難しく、時代においていかれる可能性も十分に考えられます。そのためには、若者の力は必ず必要となってきます。
自分で気が付いていない能力に気付けるかもしれません。失敗を恐れず、色々なことに挑戦して下さい。