大学在学中に米国短期留学。新卒で大手商社メーカーに入社、営業勤務を経て、1993年27歳で起業。関東及び中部圏を中心にスイーツ業界の底上げに尽力。現在では青果事業、セキュリティー事業、不動産業など幅を広げる。
略歴
現在の仕事についた経緯
若い頃の私は、目的がはっきり定まっていたわけでは有りませんでした。ただ漠然と必死に動き、いつか何かを掴めたらと常に模索し、「安心できる居場所」を求めて、その事ばかり考えていました。
和菓子屋を営む製菓稼業の四代目として生まれた私は幼い頃から後継と言われ、それが何故か嫌でした。その反動なのか、若い頃からバイトに明け暮れ、貯めたお金でアメリカへ短期留学、バックパッカーに時間を浪費した大学時代。今思えばとてもいい経験だったと思います。
社会に出て事業独立を志す30歳手前の頃、実父が癌闘病に倒れました。その時に、ふと支えてくれていた周りの人達への感謝の気持ちが沸々と湧き、いつの間にか親父の背中を追って和菓子職人として実務。そして同時期に起業しました。
先ずは育ててもらった和菓子業界への恩返しの気持ちでスタートしました。業界の底上げに邁進し、和菓子のみならず洋菓子業界とのパイプ役として事業の幅を広げようと我武者羅に活動していました。
仕事へのこだわり
感謝の気持ちから生まれる、お世話になった人たちへの恩返しが根底にあります。
若者へのメッセージ
人生というものは、二度はありません。自分に正直に悔いのない生き方を！
時に新たな扉を開けようとすると周りからの反対・反発、そして波風が立つ事もあるでしょう。それでも負けずと自分を押し通し突き進む道を選び、好きな事・悔いのない事をやろう。そんな気持ちを忘れないでほしい。
道を切り開き、気になったら先ずは飛び込んでみる。兎に角行動する事、覚悟を決めてチャレンジしてみる。
人生って、少なくとも挑戦してみる価値はあると、私は思います。