大学在学中に起業をし、時代を先取った動画制作事業が軌道に乗り大学を中退。その後いくつかの新規事業を行い、成功も失敗も経験したのち、22歳の時にチラシ広告の広告代理店へ入社してWeb事業の新規サービスの立ち上げに従事。
その後は、コロナ渦の中、「場所」で制限を受けないシームレスな働き方を日本に充実させたいという思いでシェアオフィスを運営する会社に入社。
その中で「自分らしく働きたい人の受け皿をつくる」という理念でLeadinC合同会社を設立。現在はシェアオフィス運営のほか、20代と50歳以上に絞った起業サポートを通じて、Z世代特化の採用支援やプロテインブランド、フランチャイズサポートなど様々な事業を行う。
略歴
現在の仕事についた経緯
昔から、漠然としただれかのために働きたいというよりかは、明確に「○○な人」のために働きたい、自分のために働きたいと思っていました。また、まわりの環境から感じたことをもとにペルソナを立てて仕事を選んできました。
地方で紙からデジタルの流れに乗れずに困っている経営者、通勤に悩む会社員やフリーランス、新規起業したいけど資金が潤沢ではない方、定年などでリタイアした後も働きたい元気なシニア世代など、生活の中でみつけたチャレンジしたい人へ、選択肢を1つでも増やしてあげることが自分の中では働きがいになっています。
新しいことを始めるのは小さいころからとても好きで、ワクワクした気持ちをもって、起業を考えている人への“投資とサポート”という形で関わることができるということも、今の会社を立ち上げたことに繋がります。
仕事へのこだわり
当たり前や定石を気にしないということを大切にし、惰性で働くことをよしとせず、常に新しいことを思考していく文化をつくっています。また、誰かががやりたいと言ったことを現実的なつまらない理由で止めるようなことは一切せず、やりたいことはまずやってみる。そこから成功するまでのプロセスを考えていくという環境をLeadinC率いるCreation Groupではつくっています。
そのため、事業に対するチャレンジのハードルはかなり低く、実際に今いるスタッフは全員が自分の事業を持つ経営者としての顔を持っています。
私の今の主な仕事内容は、新規起業希望の方の面談と投資金額の判断、事業サポートですが、人の人生に影響を大きく与えてしまう立場にあります。今までは自分自身がどんどん前進して推進力によって事業を動かしていくタイプでしたが、客観的な俯瞰の視点や慎重さ、視座の高さを身に付けることで自分自身をバージョンアップしていけるよう活動しています。
また、現場の空気感がとても好きで、クライアント・ユーザーからの生の意見を聞きコミュニケーションを取れることも楽しく感じています。主にweb事業ですが、動画制作のディレクターやプロテイン販売のマーケティング、FC本部のサポートなど、空いている時間は各事業の実務にも積極的に参加しています。
スモールスタートではじめたビジネスを、クライアントや顧客に伝わる「こだわり」をもつことで利益を拡大し、継続性と再現性を高めて様々な事業を生み出せるよう、日々仕事をしています。
若者へのメッセージ
働き方は千差万別です。ガンガン働いて稼ぎたい人もいればプライベートの時間の確保を大切にしていきたい人、将来独立したい人や安定して定年まで働きたい人、一概に全員にマッチする良い働き方というものはないと思っています。
残業がなく年収600万あればいい人に1,000万円稼げるけど激務な仕事はミスマッチですし、残業がたくさんあっても年収2,000万円稼ぎたい人に残業0を謳っても意味がありません。
どんな職種、業種に就きたいかを考える前に、“自分はどんな働き方をしたいのか”を確立することを優先すると、本当の自分にあった「自分らしい働き方」を見つけられると思います。
僕は、いろいろな事業に携わり世の中に少しでも求められることを重視して自分の利益を保有することよりも、新しく起業したい方へ積極的に投資をしていき、自分と同じく自分らしく働ける人の数が増えたらいいなと思っています。
おもしろいアイディアとやりきる熱量をお持ちの方はぜひ一度お話しにきてください。待っています。