Suzaki Masahiro

州崎真弘

受験Lab 代表 / 算数・数学講師 http://jukenlab.com/

略歴

西大和学園高等学校から関西大学(土木工学科)を経て、大阪府立大学(応用化学科)。
大学在学中からプロ算数講師として活動し、灘中合格者数連続日本一の実績を誇る浜学園で、史上最速の1週間で講師に昇格し、初年度から本部教室の最高レベル特訓の授業を任される。初の授業アンケートでは、5クラス中4クラスでパーフェクト(支持率100%)を獲得し、常に上位の数字を叩き出した。その後、馬渕教室でも全講師中アンケート1位、当時のN特訓や最難関特訓等のハイレベルクラスを担当するなどの活躍を経て、受験Labを創業。
開成中、灘中をはじめとすると難関中学志望者を中心に、キャリアアップを目指す社会人や大学生まで、28年以上で指導した受験生は4800名を超えている。
現在は受験Lab代表として、中学受験算数/医学部受験数学のリモート個別指導・Web講座のほか、保護者向け受験コンサルティングなど、トータルな受験指導者として活動している。その他、大学や予備校において国家公務員を目指す受験生に理数系講義の出講も行っており、大手家庭教師センターや進学塾の講師指導、テキスト・教材作成及び提供、運営アドバイザーとしても活動中。

現在の仕事についた経緯

はじめは19歳の頃で、普通のアルバイトからでした。浪人生でありながら実家から出ていましたので、学費や生活費のためにはじめたのがキッカケです。
中規模の比較的アットホームな塾で、ガッツリ受験という雰囲気はなく楽しく勉強しましょう!という感じのところだったでしょうか。お世話になったのはほんの数ヶ月でしたが、今思うとそれはそれでやりがいもあって、いろいろ学ばせていただいて楽しかったです。

ただ自分自身が小さい頃から受験勉強をしていましたので、何か物足りないいという感覚があり、受験に特化した大手進学塾に身を置くことになります。
はじめは自身が学んだ塾でしたが、すぐ浜学園にお世話になりました。なんと言っても実績も規模もNo. 1。僕の子供の頃から現在までもそれはずっとです。そんなところですごく評価もされ自信にもなり、また叱咤もいただき良い経験をさせていただきました。

その後、ライバル塾でもお世話になることで、なぜ浜学園が他を圧倒する実績を残してきたのかよくわかりました。それは生徒たちをうまく指導していく受験システムがあること、そしてそれに伴う講師の講義の質の高さです。
ライバル塾に行った際、僕の授業を受けたいと求めて来てくれた生徒が何人もいました。その時、生徒がどこにいても僕の授業を受講できるようにしたいと思い、受験Labを立ち上げたのです。

web授業でも添削でも個別のリモート指導、ときには学習相談でも、僕にしかできないことを求めている生徒たちを応援したいという想いです。
今では中学受験算数、大学受験数学、資格試験対策等をライブ、web問わずさまざまなスタイルで授業を提供し、執筆、講演活動等もさせていただきながら受験指導に当たっています。

仕事へのこだわり

『本当にこれがベストか?』と常に自問自答すること。
これまで何万時間と講義をしてしても、完璧と思うことなんてほとんどありません。なぜなら、授業は生き物だからです。
生徒はもちろん、授業内容、教材、時間帯、教室の雰囲気、受けている人数、黒板かホワイトボードか、その時の自分のコンディションなどすべて違います。

受験指導の世界に身を置いて28年ですが、今でも痛感させられているのが『指導するということの難しさ』です。ライブやweb、集団や個別でも指導をしていますが、「これでよかったんだろうか?」といつも反省の繰り返しです。
昨今の塾は何かと便利で聞こえがいいものをうたっていることが多いですが、ほとんどのところはまともな指導技術なんてありません。『わからない』と生徒が言えば、手取り足取り教えてしまっている。これでは絶対実力は伸びない。いつかできるようになるという不安の先延ばしをさせられているのです。
塾がこの程度では最後は自分で何とかするしかありません。だからこそ僕のところに来てくれた生徒には、絶対成長させてあげたいと日々生徒を鼓舞しています。

最近の生徒もその保護者も情報に振り回され過ぎている気がします。今の時代、情報から逃げることが逆に難しいですが、自分からそれを吸い込むことで、生徒は自分自身を、親は子どもを見ず、周りばかりをみて勝手に見極めてしまうケースが多いのです。
受験勉強は人ではなく、まずは自分の物差しでチャレンジしてほしい。その中で必ず自分だけのテーマが見えてくるはずです。それは塾の先生が教えてくれるものではないし、自分でやってみないとわからないからです。
そして、できれば自信になり、大いに自分を褒めていいと思います。

昨今、褒めて育てるが流行っています。
『褒める』ことは必要でしょう。それは自信につながり、その子の出せるパフォーマンスをさらに高めるからです。しかし、それと同時に『叱る』ことも必要です。
叱ることはときに第三者から誤解も受けやすいですが、子どもの成長には、勉強に限らず必要です。人間性はそっちのけで、勉強だけできればそれでいいなんてありえないと思っています。だから、僕の指導は時代に逆らっているわけではないですが、生徒には厳しく指導しています。
多感な子どもや学生に厳しい勉強を強いるのであればこそ、厳しさも必要なのかなと信じて生徒を引っ張っていくようにしています。

若者へのメッセージ

僕自身まだ若い(笑)と思っていますが、30年近く受験指導をしてきた目線で一言。
勉強であれスポーツであれ、指導に決まった方法はなく、これをやっておけばオッケーなんてものもないと思います。対象が人である以上、それぞれあるでしょう。
ただ一つ言えるのは、指導するための準備を念入りに!
指導範囲のテキストの問題を一通り解いただけで授業に臨むなんて決してしないこと。
そして、受験勉強って学習量が半端なく多いですよね。生徒たちに今どこの何を勉強しているのか、全体像から見たどの部分かを示してあげれば、彼らはすごく授業が聴きやすくなります。
点ではなく、線で目標までの指標を示してあげてほしいです。