Suzuki Yuto

鈴木 雄登

株式会社SURF 代表取締役 https://surf-ltd.com/

略歴

法政大学経営学部卒業。新卒で化学メーカーである東ソー株式会社へ就職。社会人2年目の6月に退職。数社転職をしたのち、25歳で独立。27歳で株式会社SURFを設立。
現在は、パーソナルジム併設の雑貨店の経営、ファスティング事業、不動産・人材仲介、講演などの事業を拡大中。

現在の仕事についた経緯

東ソー株式会社は第一希望の会社であり、出世していくことを目標に社会人生活を開始しました。東ソーでは、医療機器を販売するバイオサイエンス事業部に所属し、栃木県全域の病院への営業を担当していました。
仕事に対してやりがいはありましたが、上司に「将来のビジョンはありますか?今のお仕事は面白いですか?」というような質問をした際に、「そんなに面白くない」という回答が返ってきました。
そこで、自分の仕事が楽しいと思っている方々にお話を聞くために、社外に目を向けて、これまでにまったく関わりのなかった業種・職種の方々と交友を持つようにしました。それがきっかけとなり、起業されている方と出会い、自分はどういうことがしたいのかと考え始めました。
そのような出会いを積み重ねていくうちに、起業に対する関心が高まり、会社員をやりながら裏で少しずつ起業の勉強を始めました。

仕事へのこだわり

私が仕事でこだわっていることは「事実は一つで解釈は無数」という考え方です。
生きていれば会社でもプライベートでも様々な出来事が発生し、その度人は選択を繰り返していきます。

「事実は一つで解釈は無数」
プライベートで恋人に振られたとしても、新しい出会いのチャンスと捉えることも可能です。仕事でも同様に物事は捉え方次第です。
この記事には私が上手くいってるときも含めて、物事を前進させるためにしている解釈の仕方について記載していきます。

基本的な解釈の仕方は3点です。
1. 結果の原因は全て自分の選択であると捉える
2. 神様からの試されごと
3. この経験を生かして必ず大きな成果をつくる

1. 結果の原因は全て自分の選択であると捉える
まず1つ目、結果の原因は全て自分の選択であると捉えるについてです。結果を見たときに自分が被害者である、自分の選択の結果である。物事の見方は大きくこの2つに分けられます。
例えば、営業マンが売れないのは顧客のせいだ、会社のせいだと被害者のように解釈することは簡単です。その事実があったとしても、私は自分が選んだ会社である、タイミングよく提案できなかった自分の責任であると解釈するようにしています。

2. 神様からの試されごと
次は、神様からの試されごとについてです。この考え方は自分の人生の突破ポイントは今!という解釈の仕方です。
人それぞれ自分の癖があり、仕事、プライベートで成果をつくる時に突破していくべき課題があります。私は課題があるときに後回しにしよう、なんとかなるという思考があまりありません。常にこの課題を乗り越えればもっと成長できるだろうと解釈しています。いずれ状況環境は異なるけれども、同じような課題にぶつかる時がきます。

3. この経験を生かして必ず大きな成果をつくる
そして最後に、この経験を生かして必ず大きな成果をつくるについてです。過去は変えられない。これは事実です。しかし未来で結果を作れば過去の解釈を変えることは可能です。
あの時の経験があったから、こうして結果をつくれた。未来で結果をつくれば、過去すらも変えることができます。逆に諦めた瞬間に過去は受け入れたくない現実のまま終わります。私は諦めずに結果をつくる解釈が素敵だと思っています。

以上の3点が私が解釈で意識していることですが、解釈のもとには「どんな結果をつくりたいか」があります。根本に作り出したい結果があるからこそ、前進しつづけるのみです。
日々様々な事が起こりますが、全力でチャレンジして大きな成果をつくりだしましょう。

全ての出会いや出来事に感謝です。

若者へのメッセージ

とにかく、人よりも行動することの大切さを伝えたいです。「できない」ということは、「やっていない」だけであることが往々にしてあります。
私自身もタイミングの関係で、興味があるけれどやらなかったことがいくつもありました。若ければ若いほど吸収できるものが多いはずなので、何か思うことがあればできるだけ早く動いたほうがいいと思います。
また、ビジョンや目標を明確に考えている人と話すことも大切です。ビジョンとして描く内容は、自分が知っている範囲を超えて描くことはできません。
大学生はもちろん、若い卒業生の方々も、何か刺激のある世界に触れていくと、仕事などでより早く面白いことが実現できるのではないでしょうか。
私は、「人生は、努力をすることを通じて思い描いたことを叶えられる」という考えを示し続けることをテーマにしています。自分がそのように示していくことで、人が自己実現をする際に後押しできるような存在になることが、私の今後のビジョンです。