Takano Mako

髙野 真子

たきふどう社会保険労務士事務所 代表 https://sr-takifudo.com/

略歴

2014年1月に社会保険労務士として開業、2016年に特定付記、アンガーマネジメントファシリテーターⓇ取得。2020年4月より千葉労働局個別労働紛争調整委員会委員を厚生労働大臣より拝命。社労士業とアンガーマネジメント研修を通して「企業と伴走しながら働き続けたくなる職場をつくっていく」ことをモットーに奮闘中。

現在の仕事についた経緯

「正社員」として長く働いたことがなかったことがずっとコンプレックスでした。そのコンプレックスを克服し自分の力を試すために、20代のころ一度諦めた「社会保険労務士として開業する」ことを目標にして、30代で一念発起。家事や育児のスキマ時間を使って勉強しました。思ったように勉強時間が確保できず、資格の学校に通うこともできなかったため、だいぶ時間がかかってしまいました。

仕事へのこだわり

とにかく、お客様の話を聞くこと。そして、お客様のニーズに沿ったご提案をすることを目標としています。
同じ業種や規模、地域であっても、そのニーズは100社あれば100通りあります。会社のことはそこで働く方々がいちばんよく知っていらっしゃいます。どんなことに疑問を持ち、どんなことが課題や問題点としてあがっているのかをヒアリングしながら、いくつかの解決策とそのために取り組みを丁寧にご提案するよう、努めています。
そしてその提案が、法律に則り、そこで働く方々が働きやすくなるかどうかや、会社の事業にプラスに働くかどうかといったことにも気をつけてお伝えしています。

若者へのメッセージ

日本は昔から「空気を読む」文化がありますが、現代は価値観が多様化しており、「空気を読む」だけでは太刀打ちできなくなっています。ですので、適切な言葉や多様な表現を使って、年代や性別、地域を問わず、多くの方とコミュニケーションをとってみてください。
そして「こんな風に考える人もいるんだ」「こんな感じ方もあるんだ」といった、多様な意見や価値観を発見してください。その発見が、自分を成長させることに繋がっていくと思います。
ときには、相手を怒らせたり、誤解を生むことがあるかもしれません。そんなときは、言葉や多様な表現を使って、謝りましょう。大切なのは「怒られないこと・嫌われないこと」ではなく、「相手を理解しようとする姿勢」だと思います。