Takayama Kei

高山 桂

弁護士法人きさらぎ 代表弁護士 https://kisaragi-law.com/

略歴

2014年、慶應義塾大学法科大学院卒業。
同年、司法試験に合格し、鹿児島県内の法律事務所で3年間勤務。
2019年に弁護士法人きさらぎ開業。
現在は、宮崎オフィスで執務をしており、個人の方々の法律問題や多くの企業の顧問弁護士を務めている。

現在の仕事についた経緯

私が小学生の頃、「ナニワ金融道」という漫画を原作にしたテレビドラマが放送されていました。そのドラマは消費者金融に勤める主人公が活躍する物語なのですが、主人公の天敵として弁護士が出演していました。ドラマに出てくる弁護士は、借金問題で困っている方々を颯爽と助けていた事から、困っている人を支える弁護士の姿に感銘を覚え、それ以来弁護士になろうと決意しました。
司法試験合格後、都会で弁護士をやるよりも地方で弁護士をやる方がより困っている方々の身近な存在になれると感じて、宮崎市で弁護士業務を行っています。

仕事へのこだわり

弁護士業務とは、依頼者の方が抱える問題や不安を解決する事で平穏な日常や安心を取り戻す仕事です。そのため、依頼者の方が抱える悩みに対して誠実に対応する事が大切です。
また、ご依頼をいただいたとしても問題が解決するまでには一定の時間を要する事から、その時々の状況を丁寧に連絡する事が大切です。このような積み重ねの結果、依頼者の方々から「この弁護士になら安心して任せる事ができる」と信頼していただく事ができます。
つまり、弁護士とは、専門的な法的知識を前提に、依頼者の方に安心感や信頼感を提供するサービス業です。司法試験に合格した事や弁護士バッチを付けている事など重要ではありません。決して安くはない弁護士費用を払ってでも、「この弁護士に依頼して良かった」と満足していただけるようにしなければなりません。
そのため、私は新人時代より依頼者の方々に対する分かりやすい説明の徹底と疑問点・不安な点の全てに対して回答するよう心がけています。また、相談に来られた方々でも、今後どのように進行していくのか、具体的な流れを説明しています。そして、実際にご依頼いただいた場合、今がどのような状況で次にどのような事が起きるかを説明しています。
その一方、依頼者の方は様々な悩みを抱えている事から、その心中を聞き、可能な限りその感情に寄り添って求める結論が実現できるよう全力を尽くしています。「法律に感情はいらない」という弁護士もいるかもしれませんが、私は真逆です。人が抱える問題の全てのスタートは感情から始まります。その感情を理解せずして納得のいく結論を導く事は不可能です。
このように私は依頼者の方に対する誠実な対応と説明、そしてその気持ちを最大に配慮した結論を実現する業務スタイルで弁護士業を行っています。

若者へのメッセージ

現代社会では、AIの発達により激動の時代を迎えています。一昔前であれば需要のあった仕事も、数年後にはAIに取って代わられている事など日常茶飯事です。昔であれば花形と思われた職種も、今ではそうは思われない職種もあるでしょう。旧態依然とした考え方では、時代に取り残されていくことは明らかです。
しかし、これは若い方々にとっては大きなチャンスでもあります。昔では存在しなかったサービスが、今では大きなマーケットになるなど、大きなビジネスチャンスが無数に存在する時代となりました。
そして、そのようなチャンスを掴むために必要なものは、若者が持つ勇気と素直な発想です。「誰もやった事がない」「周囲から変な目で見られる」ような事にこそ、チャンスは眠っているのです。これからの時代で大切なものは、生まれや育ちや学歴ではありません。まだ誰も見つけていないチャンスを掴む勇気と柔軟な発想です。
私はこれからの若い方々がジャイアントキリングを起こし、大きく羽ばたくその日を楽しみにしています。