Takeshige Taiki

竹重 大輝

株式会社DXラボ 代表取締役社長 https://dx-labo.jp/

略歴

Business Breakthrough University在学時、知人とPRマーケティング会社を立ち上げ、集客・採用・ブラン ディングなどあらゆる分野に精通。
その後、HR系ベンチャー企業にヘッドハンティングをされ、役員として参画。3年後exitさせる。
exit後「地方から日本をぶちあげる」という志のもと、イケている会社を輩出させる為、株式会社DXラボを設立。

現在の仕事についた経緯

リモートワーク化による働き方の変化や急速なDX化の普及に伴って、首都圏では当たり前の情報が地方には行き届いていないという情報格差が生まれており、首都圏の情報を元に地方でサービスを提供するニーズを実感しました。
自分自身のHR及びIT領域での10年近くの経験を活かす為、人材×IT×地方の組み合わせで各地方の玄関口に位置する小田原から首都圏と地方のHUBとなることを目的に当社を創業しました。

仕事へのこだわり

茶道や歌舞伎、剣道などの芸能や武道におけるプロセスを表す言葉で、守破離(しゅはり)という言葉があります。まずは先人(上司)の教えを守るところから始まり、習得できたらその型を破る。最終的には独自に発展させ、型から離れた己のスタイルを確立する。この一連の流れをまとめて守破離と呼びます。

守破離は仕事で成功するために必要なマインドの一つだと思います。最初から何でもできる人はいません。ただ人によって3つのステップそれぞれにかかる時間の長短が違うだけです。何かを学んだり新しいことに挑戦したりする際には、まずは上司や先輩の真似をしてやり方や考え方、技術をそっくり身につけます。

これができたら、次は基本を応用・発展させる「破」の段階です。基本の型を分析して、より生産性を上げるにはどうしたら良いか、コストを抑えるには何ができるかなどの課題を見つけます。そして解決策を探って一つひとつアプローチすることで、従来の型を良い意味で破ります。この段階になって初めて新人を卒業し、一人前になれるのではないでしょうか。
型破りをするためには想像力が必要になります。基本の型や自分の知識や経験を組み合わせて応用する力です。想像力を働かせる方法は一つ。常に「なぜ」や「もし」を考えることです。これが型にはまらない新たな視点を生みます。

そして最後は守破離の「離」をもって修めます。ここで求められるのは独創性です。とはいえ、ゼロから何か新しいものを創らなければいけないというわけではありません。既存の知識や一見関連性のない物事を結びつけるだけでも、今までにないものを生み出すことができます。
また、何度も型破りを繰り返して一つのことを進化させれば、元の型とは大きくかけ離れた新たな価値を創造できるかもしれません。方法はいろいろありますが、自分に合ったやり方を模索して、型にとらわれないオリジナルのスタイルを確立してください。