Takiguchi Harutaka

瀧口 晴嵩

はる動物病院 院長 https://haruanimalhospital.com/

現在の仕事についた経緯

私の家系は医療関係者がほとんどです。そのため、ごく自然な流れで医療の道へ進むことになりました。自分が仕事をするとすれば、医療しかないと思っていたんです。
その中で私の場合は、幼い頃から犬や猫が好きだったこともあり、動物全般に関する勉強に興味を持つようになりました。それが獣医となる最初のきっかけであり、現在の仕事に就くきっかけです。

仕事へのこだわり

とくにサービス業全般では、「お客様が神様」という精神を持つ方も多いでしょう。動物病院でもそうした精神を掲げるクリニックも多いような気がします。
しかし私は、「お客様が神様」という精神を強く持ちすぎても良くないと考えてきました。それよりも正しいことを愚直にやり続けて、嘘も包み隠さず、求めていることを最大限にやるだけだと思っています。そうした考えを理解していただき、賛同する方たちだけが当院に来ていただければいいのです。それを貫くためにも、自分の軸をしっかりと持つことが大事だと思っています。

今後の目標

例えばうさぎは、まだ診察や飼い方などがきちんと周知されてないのが現実です。今後はそういった分野におけるスピーカーになっていけるよう、発信を続けていければと考えています。
今はSNSの時代でもあるため、インターネット上で当院を検索し、来院される方も増えました。例えばチンチラを診られる病院は、チンチラ協会というのが存在しますが、千葉県内では当院含めて4件ほどしかありません。そうした内容も調べてから来院される方が多いです。発信の仕方も重要ですね。

若者へのメッセージ

若い頃から将来やりたいことが決まっている、または好きなことが決まっているという人は、あまりいないのではないでしょうか。だからこそ、自分の好きなことややりたいことというのは、あまり意識しなくて良いのではないかと思っています。何事も適当に始めていくと、好きなことが後天的に決まっていくものです。後付けでパーパスができればいいのではないでしょうか。あまり考えないで適当に点を打ってみたら、線になっていることがほとんどだと私は思います。