Taninoue Tomomi

谷ノ上朋美

株式会社ピュアモノローグ 代表取締役/俳優/カウンセラー https://puremonologue.com/

略歴

短大卒業後、役者として活動を開始。 女優、新屋英子の付き人をしながら、人権問題をテーマとした舞台で行政イベントや学校などで約7年間全国巡業する。 その後、看護師免許を取得し難病の看護に従事、2009年からは漢方不妊カウンセラーに転身し、婦人科相談のプロフェッショナルとして活躍する。
その傍ら、2017年に「自分らしく生きる大切さ」を舞台で伝えていくために演劇活動を再開。
2018年に、さまざまな女性の苦悩を描いたひとり芝居「旅立ちの詩〜彼女たちの羅針盤〜」を制作。大阪市協賛で公演。 2020年DV(ドメスティック・バイオレンス)をテーマにしたひとり芝居「ワタクシ、ゴト」を京都市と共同で制作。
2022年には、沖縄復帰50周年記念して、ひとり芝居「ゆんたくしましょうね」を制作。沖縄県内のテレビや新聞、雑誌などに取り上げられた。
コロナ禍においても、行政イベントや自主公演など精力的に活動を続け全国で再演を重ねている。

現在の仕事についた経緯

子供の頃から役者になりたいという夢がありました。
学生時代に、社会に出る前に一度は舞台に立ってみたいと思い出演した地元の市民劇団の公演本番で「自分とは別の人間が、自分の口を通して話し出す」という経験を体験し役者になることを決意しました。
20代の頃は、人権のお芝居をすることにプレッシャーを感じ一度芝居から離れましたが、その後、さまざまな社会経験を通して「自分らしく生きる」ことが何よりも大切と気づき、舞台を通して自分らしく表現していこうと一歩を踏み出し、今の「ひとり芝居で伝える」ということに繋がりました。

仕事へのこだわり

誰もが「自分らしく生きられる」社会に向けて、好きなものを好きと言える、やりたいことをやりたいと言える、ありのままの自分を表現できる、そんな多様性を認め合える社会になってほしい。それが、差別や戦争や貧困などの課題をクリアにしていくことに繋がるのだと信じています。

そのために、まずは私自身が、自分らしく生きること、身口意を一致させることです。
※「身」…やっていること(行動)「口」…言っていること(言葉・思考)「意」…思っていること(心・意識・フォーカス)
そして、舞台演劇やその他さまざまな活動を通じて、「自分らしく生きる」ことの大切さを、わたしらしく表現して伝えていくことで、誰かの心を揺さぶり行動するキッカケになればと思って活動しています。

若者へのメッセージ

「自分の人生を自分らしく楽しんで生きるために」

人生の経験は、何が起こっても全てネタになります。
人生に失敗なんてない。すべて成長への肥やしです。

やりたいことをやる、やった後悔よりやらない後悔が一生残ります。

「怖い」は進め、「嫌」はやめろ。

人生の正解は外にはない。答えはいつでも「自分の中」
人は変えられない、変えられるのは自分だけです。

社会は誰かが変えてくれるのではありません。自分が変わるから周りが変わっていきます。
1人の100歩より、100人の1歩。

1歩の力でも、いつか社会は変わっていきます。

「和して同ぜず」

沈黙は容認、おかしいと思うことは、たった一人でも「おかしい」と言える強さをもつことが大切です。

どんなに辛くてもいつか笑える日が必ず来ます。
何があっても大丈夫です。

人生の主役は「自分自身」
自分のための人生を楽しんで歩んでください。