大学卒業後、不動産会社へ就職。その後、化学品商社での営業職を経て転職。
2018年、第三者継承で代表に就任。
従来の卸売だけでなく、製造、メンテナンス、福祉等の分野にも事業展開し、現在に至る。
略歴
現在の仕事についた経緯
不動産会社の勤務経験を経て、化学品商社の営業職に従事していた際に、担当顧客であった現在の会社の前社長から事業継承の打診を受けました。
自分の中で漠然とあった独立への思いが一気に膨らみ、勤務先にも無理をお願いして退職し、株式の買取や事務所の整備、業務の引継ぎなどを済ませ、現在代表に着任して4期目を迎えます。
仕事へのこだわり
ビジネスにおいてもプライベートにおいても対話の際、人生という限られた時間の中で、相手の貴重な財産を頂いているという気持ちで、丁寧を第一に心がけています。解釈一つで癒しにもなり、凶器にもなりえる言葉の繊細な部分に最大限注意を払っています。
しかし常日頃心がけていても、誤解や軋轢を招くことは多々あります。そんな時、自分が「赦す」ことができれば揉め事は起こりません。今日目の前の相手と争って勝ったことよりも、今日赦せたことの方が自分が人生を終える時に誇れるのではないか？と思います。
そうしてどれだけ共通の価値観や理念を持った仲間を増やすことができるか、お金や名誉ではなく、新たに生まれた繋がりや価値に自分の「しあわせ」を感じています。
そしてその「しあわせ」の積み重ねが、社会人としての厚みにもつながってくるものだと思っています。
若者へのメッセージ
今に至るまで順風満帆とは程遠い社会人生活でした。それはきっと学生時代に足りていなかった努力のツケではないかと分析しています。
また物欲や承認欲に駆られるばかりで、「しあわせ」とは何かについての理解が自分の中に足りなかった為、精神的な充足が感じられなかったのではないかと思います。
私自身今も歩みの途中であり、この先どうなるか分かりませんが、ぜひ一度「しあわせ」や自分のゴールについて真剣に向き合って考えてみて下さい。