Tokai Yukiko

渡海由貴子

T・Iクリニック長崎 〜乳腺外科・婦人科〜 院長 https://t-i-clinic-nagasaki.com/

略歴

長崎大学医学部卒業。外科医としての研鑽を積み、日本外科学会専門医、博士号取得。
その後、乳腺外科専門医を取得し形成外科や産婦人科の研鑽も積む。現在は、かねてより念願であった女性専門のT・Iクリニック長崎〜乳腺外科・婦人科〜を開設し、院長として多くの患者さんと向き合いながら、講演や論文執筆、学会発表などもこなす。

現在の仕事についた経緯

五代続く医師家系に生まれ、女性医師として背中を見せてくれた祖母のようになりたいと幼少時から自然に思っていました。医学部進学後は、なんとなく外科系への適性を感じており、また家業であった産婦人科と関わりのある女性医療を行いたい希望も持っていました。そのタイミングで母が乳癌に罹患し、専門医となってしっかりと勉強しようと決意をあらたに乳腺外科の世界に入りました。

仕事へのこだわり

外科医は幅広く役に立てる職種だと思い、手術というドラスティックな治療で患者さんに貢献できるところが魅力だと思い志しました。私が医学部を卒業した1999年はまだ女性が外科に進むなんて、無茶だと言われる男社会の職場でした。しかし乳腺疾患という女性の病気は、女性ならではの技術や視点が必要だと感じ、突き進みました。
乳癌だけではなく良性疾患の勉強と経験、形成外科的な手技の習得、産婦人科の知識と連携も必須だと感じ、精進して今に至ります。
“ここに行けばとりあえず安心”というような乳腺外科、婦人科、肛門科をはじめ、女性のプライマリーケアを重視したクリニックを作り、かつ地方では対応してもらいにくい乳房や女性器の形成外科も、自分で師匠をみつけて研鑽を積み、ニーズに応えられていると自負しています。

若者へのメッセージ

ワークライフバランスも大切ですし国家資格や安定した収入ももちろん大切ですが、仕事をするにあたっては、それよりもっと大事にすべき哲学があると思います。
世の中では、私の仕事が絶対に必要だという強い自信を持てるようになると、すなわち勝ち組だと思います。それぞれの人間には仕事をしている時間が楽しく、努力を努力と思わずに突き進める天職がきっとあると思います。
医学が発展して長生きができる世の中になっても、人の命はやっぱり有限ですし、いつ終わるかは誰にもわかりません。仕事に限らず、与えられた生を一生懸命生きてほしいですし、未来へつないでほしいです。