順天堂大学スポーツ健康科学部を卒業。新卒でアロージャパン株式会社（携帯販売代理店）に新卒採用担当として入社。不人気な通信業界ながら約60名の採用を行う。また、みん就インターン人気ランキングで大手人気企業がひしめく中、400社中全体8位を獲得する。採用コンサルタントとして学生から不人気な業種の新卒採用コンサルティングを経験したのち、AnyMind Group（インフルエンサーマーケティング／広告代理店）へ転職。その後2021年末に独立。
現在はYouTube領域、タレント／インフルエンサーマーケティング、NFT、eスポーツなど成長産業でビジネスを展開するスタートアップを経営。
略歴
現在の仕事についた経緯
僕は1度きりの人生だからこそ“どうせ無理”の蓋を外す人間でありたいと思っています。何も特出したものを持ってなかった僕がここまで夢や理想を叶えている。『あいつにできるなら自分だって…』と思ってもらえるような人間です。
そのために掲げた理想の生活水準、成し遂げたいこと、そのデッドラインを公言したものは、会社員では絶対に達成できない目標でした。なので独立をするための戦略を考え、成長産業の企業でビジネスを学びつつ、副業を通して独立準備ができる環境を探しAnyMindに転職しました。そして配属されたYouTubeチャンネルの運用の業務でその領域のノウハウを蓄積し、資金繰りもして独立できたのが、今です。
仕事へのこだわり
どんな仲間と、誰に、どんな価値を届けるのか。この3軸に自分が納得感を持てる仕事をしたいと思っています。
本来どのビジネスにも当たり前のように必要なことですが、目の前の利益や自信の状況次第で、この当たり前が見えなくなる瞬間は多々あるかと思います。しかしこの軸がブレると営業はただの押し売りになり、採用は悪質組織への勧誘となり、サービスは自己満足になります。
そのため、自分のやっていることを時に俯瞰し、当たり前の基準を引き上げて、本質的な仕事をしていく。抽象的な話になりますが、そこが一番大事なのではないかと考えています。
若者へのメッセージ
大学3年時、約4,000人の中から選ばれた13名がハワイにある7億円の別荘に4泊6日招待されるインターンシップに応募し、最終選考を勝ち抜きハワイへ行きました。その最終日の朝、元ルームメイトの友人が事故で他界した連絡を受けます。人生一番のバカンスのピークから一瞬でどん底に叩き落とされた気分。そんなものすごく感情が動いた日の翌日、帰国し大学に向かうと、そこにはいつも通りの一日がありました。「いつも通りの連続の中で生きているんだ」と気づいたその日から、少しでも意味ある1日を送っていこうと決めました。
僕は大きな出来事があったおかげで人生をより豊かにしようと思うようになりました。きっとそういう経験がないと気づきにくいことかも知れませんが、いつも通り、当たり前の1日はあっという間に自分の人生の可能性を奪います。この記事を通して、それに気づいて人生を前向きに進められるようになる人が一人でもいたら嬉しいです。