Tosa Naoko

土佐 奈穂子

株式会社infullence 代表取締役 https://www.infullence.com/

略歴

大学中退後、新潟県内の大手産業廃棄物処理企業にて勤務。
その後、広告代理店へ社長秘書兼内勤営業として転職し、リーマンショックで打撃を受けた派遣広告部門を2年で再建。業務フローを確立し年間4千万円以上の売上安定化に成功。
2017年退職後に上京、楽天グループでの勤務を経て2019年に独立。
現在は複数の法人や行政に対して「現状を整理し、課題をプロジェクト化することで推進力を生み出す」ことを提供している。主に参画する分野は、経営改善、ブランド構築、広報・PR、企画立案・ディレクション等。
2022年3月に株式会社infullence(インフルエンス)を設立し、現在に至る。

現在の仕事についた経緯

私は19歳の時に父が経営する会社の倒産を経験しています。この経験こそ私がこうして事業を興すきっかけとなったと言えます。
事務処理を手伝うために会社に戻ると、目に入ってきたのはまるで想いが通じていない冷え切った組織の姿だったことをよく覚えています。
孤独感を味わう経営者・事業責任者がひとりでも減ってほしいと考え、関わる社員全員が自分の仕事に熱狂できるきっかけを作るため、「プロジェクト推進」をメイン事業としました。
外部から関わり、問題となっている箇所を見つけ言語化し、是正後の姿が想像できる施策に落とし、全員が役割を持って推進する。こうした形で社会を支えていくために株式会社infullenceを立ち上げました。

仕事へのこだわり

仕事をする上で、こだわっていることはたった一つだけです。
「決断は1分で行う」ということ。
時間内に決められない場合は、どんなに好条件な案件であったとしてもお引き受けません。決断に時間をかければかける程、人の考えはブレて本来の意図と変わってきますしそれだけ多くの人に望まない影響も与えます。
1分は決して短くない時間です。いつも観ているCMは1本15秒。CMを4本観ているだけの時間は、物事を判断するには十分な時間です。
行動も大切ですが、まずは自分の意思を明確にし、決断することを重視しています。

若者へのメッセージ

働き方にも多様性が生まれ選択肢が増えた分、将来の進み方に迷うことは私たちの世代よりも増えたのではないかと思います。
ダメだと思ったらいつでも引き返せますし、やり直すことができます。だから、どんなことでもまずは挑戦してみてください。
もしダメだったと思うことがあっても、それは「失敗」ではなく「上手くいかなかったデータ」です。こうした上手くいかなかったデータを集めて、より良い結果をつくっていっていただきたいです。