Tsubouchi Shinya

壷内 慎也

合同会社ラヴェスト 代表 https://www.cocora-day.com/

略歴

2000年3月に徳島医療福祉専門学校の作業療法学科を卒業。
新卒で勤めた一般病院では、作業療法科を開設。その後、高齢者施設施設へ職場を移し、2つの新規施設の開設と管理者を務める。
社会に出て13年目の頃、友人の経営する法人で通所介護事業の立ち上げと役員を務める。
2014年に国際統合リハビリテーション協会に所属して、協会理念である「夢の探求、学問の探究」のもと、リハビリ専門職に向けた講習活動とセミナー講師を5年ほど経験する。
2018年10月に独立を決意し、合同会社ラヴェストを立ち上げ、翌年2月より地域密着型デイサービス「リハビリここらday」をスタートさせる。
現在、心の動に従い、新たな事業展開を目論んでいるところである。

現在の仕事についた経緯

幼少期から集中力に欠け、熱し易く冷め易い私は、他人に引っ張ってもらわないと何一つとして続かない性格でした。
小学生の頃から勉強も苦手で学業成績も悪かった私の将来を案じた父は、勤めていた会社を辞め、私の就職先を作るために商売を始めました。(恐らく嘘でしょうけど。)当然、家業を継げるものと信じていましたが、高校へ進学する頃「お前の力では経営(家業)は無理だ!」と、父から突然告げられます。
その後、夢も目標も無く、進学か就職かも決められないでいると、父からリハビリ専門学校への進学を勧められました。小さい頃から父や祖父、叔父達の肩を揉んで「うまい」と煽てられては喜んでいた私に向いていると思ったそうです。私は勧められるがままに進路を決めました。
就職してからは、利用者様がリハビリによって回復していく姿に感動し、期待に応えることにやりがいを覚え、今では天職だと思っています。
リハビリを担当させていただく利用者様の期待に応える為に、勉強嫌いだった私が自ら専門書を開いたり、人見知りだった私が積極的にセミナーに参加したりするようになりました。知識と技術と経験を積み重ねると、地域での評判も聞かれるようになり、私を頼りに訪れる方も出てきました。これまで劣等感しかなかった私が、自信と生きがいを得られた瞬間です。
そして「お前には無理」だと言われた経営に挑戦したいと悩んでいた時、妻の「あなたなら大丈夫!」の一言に背中を押されたことが決め手です。

仕事へのこだわり

「父母を通わせたい」事業所にすることを信念に仕事をしています。
それはつまり、自分が通いたいと思える理想の型を現実にしていくことです。

若者へのメッセージ

努力が必ず報われるとは限らないけれど、諦めず努力(挑戦)し続けない限りは成功なんてあり得ない。