Tsuda Teruna

津田 輝奈

DRAMATICAL RECORDS株式会社 代表取締役社長 https://twitter.com/teruna___

略歴

中部大学経営情報学部卒業。RADCREATION株式会社にてアルバイト後入社し、4年間勤務。その後、個人事業主として自身のレーベルを立ち上げ、3年後に同名にて株式会社を設立。

現在の仕事についた経緯

学生時代に夢中になっていた音楽、バンド。ぼんやりとですが、音楽のお仕事がしたい。音楽の何がしたいかはわからなかったけれど、なんとなく、やりたい、自分の生きていく道は全部好きなものでいっぱいにしたい。そんなふうに思っており、よく通っていたライブハウスへ連絡したところからがスタートでした。
イベント制作に一番興味が湧いて、そのお仕事をさせてもらっていました。その中でずっと応援していたバンドに楽曲を作ってもらえる話が出てから、「じゃあアイドルは私が集める!」と息巻いてはじまったアイドルグループ。
それが最初のきっかけで、私は楽器も弾けないし前に立って歌うこともないけれど、私なりの音楽の作り方でたくさんの仲間とライブや音楽、エンターテイメントを発信しています。

仕事へのこだわり

人間がシンプルに生きようとすると、1週間のうちに寝てる時間と仕事をしてる時間が大半で、休みの日や隙間の時間を使って遊んでるイメージです。
どうせだったら働いている時間もできるだけ好きなことや面白いと思うこと、面白い人たちと時間を共有していきたいというのがまず根本にあり、“好きなこと”を仕事にすることを選びました。
元々はバンドが好きで、そして音楽に限らず“ライブ”という生の空気感を大切にしたエンターテイメントが好きです。なかなか踏み込みにくい世界かもしれないけれど、日々の生活に絶対に刺激を与えてくれるものだと信じています。そういうものをみんなにもたくさん知ってほしいなと思います。
これがあれば楽しく生きれる。と本当に思っていました。日々をなんとなく暗い気持ちで過ごしてしまっている人が多いように思うので、そういう人たちに非日常を感じに来てほしいです。
これをやるパワーっていうのは見ていてもすごく感じるし自身のパワーに変えていけるものです。そうして今はアイドルという形をとって、私自身も表現したいものを弊社のメンバーやスタッフと一緒に力を合わせて発信しています。
人間性が大切なものですが、不安定で多感な時期のメンバーが多く、だからこそ発信できるものやステージの上だからこそ輝けるものを出させてあげたいと思ってます。
お客様とメンバー自身、スタッフや私自身も全員人間です。人間と人間が作っていってるもの、そこに無機質なものはなくて、気持ちとか心とかそういうものを大切にしていきたいと思っています。
女の子や男の子が消化されず、そのひとりひとりにしっかり向き合って、お互いにカッコ良い人間になっていけるといいなと思っています。
そしてまだまだフワッと考えていたアイドルとしても、ひとりの人間としても、全員が将来のことに向けてきちんとステップアップが考えていけるよう、たくさん考えて発信していくことを大切にしていきます。

若者へのメッセージ

私は幼少期は友達が少なく、話すことが苦手でした。人見知りもすごくする性格で、“親の敷いた当たり前”に乗っていかなければならない。という固定概念に囚われてました。
この固定概念から解放された1つ目のきっかけは学生時代の転校です。ひとりも知っている人がいない中で、“話していかないといけない”と思ったことで、初めの人見知りが緩和されたことを覚えています。
2つ目のきっかけは大学を卒業後、新卒で入社した会社をすぐに辞めたことです。
なんとなく大学はいかないといけない、就職はしないといけないと思っていたのですが、どうしても合わない部分があり、思い切って辞めてしまいました。その時、「あ、私の道って誰も決めてくれないんだな。」とやっと気づけました。逆に私のことは私が決めていいんだ!とやっと思えました。
そこで「じゃあどうせなら」と思い、電話一本、前職の会社に連絡してアルバイトをスタートしたところから今に至ります。
自分で考えて決めて行動したことに対しては、誰のせいにもできないし、失敗や間違いもやらない自分よりも納得いくなと思っています。
行動することや考えることに対して思考を停止させるのではなく、自分の楽しいや幸せに向かって一歩踏み出すことに勇気を持てるようになってほしいです。
失敗はたくさんした方が経験につながるなと感じています。私も失敗は今でもめちゃくちゃ怖いけど。笑